空堀川沿いを歩くようになってから、もう十数年が過ぎた。だが私の散歩コースは限られた短い区間だ。
歩く時は必ずデジカメ持参、だから年間数千枚も撮るが、いつも望んだ通りの出来映えではない。
この写真撮りの趣味は社会人になってから今まで続いているが、その当時はカメラを持っている人も少ない昭和40年代だった。
フィルムカメラからデジカメとカメラも進化した。最近は何かイベントがあると写真撮りの人が増えたが、特に女性が写真撮りする姿が目立つようになったが、スマホの普及も大いに影響しているのだろう。
かつて私はガラケイ持ちだったが、ガラケイで撮る写真はあまり精度も悪かったので 「携帯電話のカメラは良く撮れない」 と思っていたのでスマホに替えてもその意識が強いまま、スマホで撮ることはあまり無かった。
だが、最近のスマホは 「良く撮れる」 と思わざるをえない。だが私は未だにスマホで撮ることは少ない。
さて川沿いを歩きながら撮るのは花や鳥になってしまったが、本来、私の写真撮りは飛行機を撮ることだった。それは会社を退職するまで続いていた。
今は妻が要介護だから遠出して飛行機を撮ることはできなくなったが、それでも写真を撮る趣味はまだまだ衰えていない。
花もいいが、鳥を撮ることも楽しいものだ。特にカワセミに出逢ってからはその魅力の虜になってしまった。
始めてカワセミに出逢ったのは 2019年10月16日 の10時過ぎのことで、私はカワセミの姿に魅了されて、高鳴る胸の鼓動を感じながら何枚もカワセミを撮った。そのため少しピントづれの写真になってしまった。
だがこの日まで何でカワセミに逢わなかったのだろうと不思議だった。
その後は何故かカワセミに逢うことが増えたが 2022年1月27日 に16回目を最後にその後は出逢うことが無くなった。
普段は水が流れていない空堀川だからカワセミも小魚をゲットするチャンスも無いからだろうか。
でもまたきっとカワセミに逢うだろうと期待しながら川沿いを歩いている。
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