この味を
端的に表現するとすれば
田舎に住んでいるばあさん
自分で育てた
朝摘みの新鮮野菜
数十年物の自慢の糠床
たんねんに仕込み
孫にも味わわせてやりたいと
疲れた体で
遠路はるばるやってきて
未だみずみずしい野菜に
はじけさせる様に包丁を入れ
さて
おとうさんも
ビールも抜いて
いただきまーす!!
って
ああ
ちょっと
待った待った と
おとうさん
忘れているたものがある と
スイカには塩
グレには砂糖
そばには七味
ラーメンには胡椒
味見るより先に
なんかしないと気がすまないおとうさん
ちゃっちゃーっと
まさか
振りかけてしまって
努力のばばあが
目を
カ (゜д゜lll) ッ!! と
そう
あの
粉の味
10年前
どうしてここだけ
こんなに人が集まるのか
疑問を感じた
ラの密集地帯@池袋東口
これだったら
新宿に移動した方が早い
誰もが思った
かつての屯ちん@池袋
テラ行列
無敵なお店といい
そういうことが
しばしば起こっていた
新宿×池袋
要は
東京多摩方面からの住民と
埼玉方面からの住民では
その価値観に大きな相違があって
そのカラーの差が濃厚に出るのが
新宿×池袋
それがせめぎあう場所
いわゆる
東京×大阪間の名古屋にあたるのが
高田馬場ということであり
いわば中立地帯だけど
またそこでは
みゃーみゃーと
違う戦争が起こっているような
まあ
新宿×池袋×高田馬場
すべての住人が
共通して感じることとしては
渋谷は怖いな と
まあ
そんな熟考に入ること
持ち時間切れた頃
トンチンカンにも
店に入ってて
豚と魚の
ハイブリッド
食っていて
さて
そこでです
思いをめぐらすこと
10年前も
よいのですが
今を生きている自分
この
無化調マンセーのご時勢
山盛りの魔法の粉
カ (゜д゜lll) ッ!! と