鳥源＠西荻窪 「とりそば 他」

もう最近となっては
逝かなきゃイケナイ店が多すぎて
目を光らせても
10軒に1軒


残りの9つは
見なかったことにするオレさ



この歳になったから
体にムダなストレスはかけたくない


バックスタンドに運ぶ玉だって
すっぽ抜けたカーブ
高めに浮いたスライダー
ボール玉に手を出す
美学の無いオレじゃない


オレのゾーンに
ずうずうしくも飛び込んでくる
10に1つのストレートを
楽に振りぬいていく


スマートなスラッガーで
ありたいわけさ


長く続けるためにもね



さて
とりあえず
ゾーンには入ってきた
はずなのだけれど




気になることといえば




焼き鳥
この価格で
何本入りなのか
ってことと


全身の末端が
ビブラートするほど




「とりそば」が気になる

ってことぐらいか


想像してみてほしい




「鶏」の専門店における
プラチナに輝く
なまめかしい
麗白のスープを




まあ
あとあと


あとの話だよねー


って




2本で (゜д゜lll) 600万円！！


そっちのお店か！！


そっちのお店には
出来る限り近寄らないような
そんなメンタリゼーションで
生きていきたかったのに！！




ネギいらないから
レバで埋めてくれ！！


同情するなら
レバをくれ！！




近年の潮流に乗るように
本数に比例せずも
添えられた黄身が


特段変哲のない
ただ一本330万円のつくねへの
なんともなげな
免罪符ということなんだろうか




それにしても
1500万円徴収する
一品群にしては


おまけに
「鶏」を謳う店にしては


ってか
「鶏屋」だよね




鶏の包み方
鶏の揚げ方
そしてもしかして
鶏自体のジューシーさまで


倍率20倍で
ほっともっとの方を推したい
そんな自分がいました




この辺で
腹をいっぱいにするしか
オレたちの
路はないのかと


まあまあ


つぎつぎつぎー


つぎいっちゃおー！！


って
その前に
大事なことを忘れていました！！


ラヲタのオジサンたち
これじゃ帰れませんから！！



とりそば！！
とりそば！！
とりそば！！


とりそば食わなきゃ
帰れませんがな！！





とり (゜д゜lll) そば！！




ぎゃふん！！


久しぶりに
出ましたー



まるで
劣りゆく選球眼


キワキワでもないボール
高めのスライダーを
遅れ気味で打ち上げて
セカンドフライ


10の1どころか
20の18を打ち上げた気分でした

渕＠六本木 「濃厚辛味噌つけ麺」

全く何もしないサンデーより
ちょっとなんかするサンデー
俗にいう
「アクティブサンデー」


その方が逆に
月曜の活力につながると
まことしやかに書かれていましたが


土曜と月曜
休みの次の日というのが
一週間でイチバン
疲労困憊している


ハードすぎる金曜日
尻の毛まで抜かれるほどの
超激アクティブフライデー


昼間に
ラーメンを食べに行くのが億劫だ　なんて
オレとしたことが
なんたるバヤリース




でも逝く
イチバン近いところへ


近すぎて
もったいなくて
こんなことでもないと
来ない店で




こんなことでもないと
出遭うことさえなかったはずの一品




武者小路実篤あたりに
言わせてみると




分かりやすきことは美しき哉
的一品




予定調和じゃ (゜д゜lll) ないっスカ！！


この店は
ノーマルメニューよりも
限定の一品
特にカレーや味噌寄りの限定のときに
イイ仕事をするような気がする


そう
単調っちゃー単調
堂々巡りなアンバイは
否めないけど




野菜や肉
値段にあわせて
もうちょい盛っても
バチは当たらないだろうけど


ちょうどこんな日
一緒に山に登った人間が
39度出してぶっ倒れているぐらいの
超激アクティブフライデーの
翌日ぐらいには


脳の微塵も使わずに食べられる
こんな一杯で
ちょっとだけ元気に
なれそうなのでした