そんなに食うなら走らんと

食道楽(ラーメン中心)とカロリー消費(ランニング中心)の葛藤の日々

お食事の店 まさみ@九段下 「ラーメン」

2017-04-18 09:30:48 | ラーメン 千代田区


高層ビルの谷間
ひっそりと咲く
一輪の花のような街食堂




開店とほぼ同時にINしたはずなのに
毎日でもいそうなおっさんたちが
すでにまったりをキメていたりして




ザンネン
五目そばがないけれど
シンプルなのも
たまにはアリかm

いらっしゃいませー!!

ちょ (゚д゚lll) っ!!

ホールのBBAが
オレの真後ろで
信じられない声量を張り上げて

それを
何度も何度も
扉がカラッ!!とするたび
オレはひいぃ!!とするワケで




アンタ
それは海に向かって叫ぶデシベルであって
聴覚を疑われるを超えて
脳髄を疑われるレヴェル




ってとこに
ヨサゲな水面がキマシタヨ




ナミナミと優雅に
期待以上の水面がキマシタヨ

さてさて
どんなアンバイに
ユーエンミー

って




ウ (゚д゚lll) ス!!

BBAのデシベルにヤラれて
鼓膜と一緒に
味蕾までもが飛んだのかと思うほどに




薄スギるにも (゚д゚lll) バドガール!!

ダシも
エンミも
限りなく透明に近くて超激ブルー

ああコレ
記憶の限りでの最薄

卓上の塩と醤油に手を伸ばしつつも
一切の救いが無いという
このお湯っぷりはギネス級


遠い昔
小5のときだったと思うけど

料理と呼べるか分からんが
初めて台所に立って作った料理が
生協の袋ラーメンだったという明確な記憶

ゆだったところに麺を入れて
ほぐれてきたら粉末スープ
ただそれだけの
インスタントラーメンだったけど

ネギを切ったり
卵を割ったり
好きなときに好きに作れるという
自由度に歡喜したのを覚えています

そんなある日
作った醤油ラーメンが
ちょいとお湯が多すぎて
ちょいと薄くて足りなくて

仕方がないから
卓上醤油をちょろーっと
って

不味いじゃ (゚д゚lll) ないっスカ!!

卓上の醤油と
ラーメンの醤油ダレは明確に違う
ってのを初めて理解した瞬間でした

そして同時に
ラーメンを作るにあたっては
分量に正確でなければならん!!
ってのを学んだ瞬間でもありました

そして
ときは流れて

大学時代の生協にて
まったく味のしないラーメンに
おばちゃんコレ味しないよ
なんつて
プチ抗議をすると

生協のBBAは
無言でカウンター越し
醤油差しで
ちょろーーーっ
なんの悪気もなく
(いやあったね)

ちょ (゚д゚lll) まっ!!

しどけない笑顔の裏で
モウレツな殺意を覚えたのを
いまも忘れもしないけど


そんなオレがいま




ちょろーーー!!
ってやってます!!

超激必要に迫られて
BBAにバレないように
ちょろーーーー!!
ってもう一回やっちゃってます!!




ああ
あのときの
あの味がします

実に懐かしい
やっすい醤油の
酸化したフレイバー

外食を
外食でなくする
キースイッチ


ああ
コレを食い切らなくてはイケナイという


奈落の絶望感に
真っ暗になりながら


目を閉じようとした
その矢先


いらっしゃいませー!!


二万デシベルに
叩き起こされるという

コレもひとつの
白昼夢のカタチ
なのかもしれません






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Comments (2)
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