
「樺太屋」
なんて屋号が
実に図太くて
イイじゃないっスカ

いやしかし
蓋を開けてみると
近所のBBAが集まって回しているような
ほのぼのと
ユルりとした雰囲気が
なかなかにステキ

ガキンチョにも優しくしてくれて
タンデムのパパは
とても癒されていたりします

連食中ゆえ
当然デフォの
中華そばかと思いきや
絶対チャーシューメンを食え!!と
某スジからおすすめされてきましたので
ココはムリしてでもチャーシューメン

1都道府県を
1なめこでシバるというムリに
ニヤニヤしていると

あっという間に
主人公登場

コレだけ盛られて
150円盛られるだけなら
盛らない手は
ないかもしれなくて

専門店ってより
セットアップは街中華
ちょいとカエシが
弱いかもしれんけど

卓上の中華ダレが
痒いところをスクラッチョ

持ち上げるとブツブツってな
引き上げに耐え切らない
縮れの平打ちは
もしやコレ
圧延もそこそこの手打ちでは
ってな
熱い汁麺より
つけ麺
油そば
おう
焼きそばなんてのにも
確かに合いそうで

改めて
ギュッと醤油の沁み込んだ
ご自慢のチャーシューは
次第に肉汁を放散しながら
自らの輝きもマシて行くワケだけど
何事も
円満に
円満にと
鋭さの失せた
この世界の片隅に

躊躇いもなく
この方向に入れちゃう包丁の
実にエッジのキイたこの切り口に
「故き良き」をピックアップ
何を以って
「樺太」なのか
真相を知る由もないけれど

極寒の樺太でキメたら
相当なことシビれるだろうなー!!
オレの中ではとりあえず
そういうことにしておきます
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北海道大学出版会 |