日高屋＠新宿靖国通店 「味噌ラーメン」

夏って味噌ラーメンじゃない？

アナタにとっては
冬って味噌ラーメンかもしれないけれど
ワタシにとっては
夏こそが味噌ラーメン

噴き出るスウェットを
補うべくのユーエンミー

ちょっと
ショペ！！ってぐらいの
味噌ラーメンこそが

全身にテトリスを
ハメ殺すかのように
キクってか
キマるってか

そんな新宿の
朝から味噌ラーメンってば




今も昔も
一択かもしれなくて




なんと券売機導入
コレが価格の吊り上げに
つながらなければ良いのだけど




うん
でも
いつ見てもオーバーワーク気味の
日高屋にこそ必要なマシーンかもしれなくて

平日朝の7時過ぎ
場所がら当然とはいえ
ワタシ以外は全員酔っ払い

っつか
ワタシもハングしてるワケだから
全員が酔っ払いということね




ほぼ満席なのに
クイック提供という

そう
全員が飲んで滞っているから
意外と厨房は
平和に回っているのかも




ショペ！！

うどんとそばだったら
うどんの方が太いから
お腹いっぱいになりそうだからうどん！！
なんて中学生の思考と同様に

清湯と味噌だったら
味噌の方が色が濃いから
エンミがキイてそうだから味噌！！
みたいな感じで
夏は味噌とキマっているの




夏野菜
じゃない野菜

逆にココで夏野菜炒されてきたら
けっこうナエるかもしれなくて

でも
ナスはアレでも
ピーマンなら良いかも！！

なんつてね
今日もおとぎ話で
脳髄は盛り上がっているわ




かつては
明らかなるムダ麺だった日高屋が
「美味い」に変わったのって
いつの日からでしょう




チゲ味噌の登場で
「ナメたもんじゃないかもしれん」と
世間に浸透した気がするけど

そのちょっと前
味噌やらタンメン用に
平打ちの太麺にバージョンアップされた頃に

味噌ダレにも
ガツンと掴みのある甘さが加わって
グッ！！と別物に化けた記憶




一味がないだの
ニンニクプリーズだの
ワチャワチャやっていたのも昔のハナシ

ポッケの魔法の粉が
いろいろ解決してくれて

さらに一段
オクターブを上げつつ




美味いじゃ (ﾟдﾟlll) ないっスカ！！

キメたかったものが
入るべきところに
ビシッとキマる気持ち良さ

タンメンでもエンミは変わらないって
そんなことは分かっているけど

茶色く不透明な濃ゆさ
エンミじゃないところのブリックス

やっぱり夏って
味噌ラーメンにキマリだわ

サンヨー 熱烈中華食堂 日高屋監修 野菜たっぷりタンメン 69g×12個 ビニール製 サンヨー食品

Rato Mato＠新大久保 「カナセット」

愛読していたお話が
なんとフランスでアニメ化されて
日本で凱旋上映されるなんてのを
つい最近知りまして




フランス人が
ココまで日本を描けるのかと

ハリウッドのバカJAPAN描写とは
まさにレヴェチ

いやしかし
原作を読んだアナタと
小一時間　いや
小二時間は語り合いたい
ラストの展開

ちょ
そこは忠実に！！
阿部寛のように忠実に！！
なんつてね

そんなこんなで
エベレスト繋がりってことで
お昼は当然
ネパール ダルバート




ビルの7Fという
某ログ頼りの立地ながら




昨年できたばかりの
ピカピカオサレさん




デフォラーメンを探すのに似て
端っこにブラインド気味だけど
デフォルトカナセット600円

チキン・マトン・ポークと
カレーも選べる良心設定




んー
ええイキフンやで




アーガン
ナングロガルばりの
高級店に匹敵してたりして




おっと
ドリンク付くんスカ




温かいマトカティーなる
スパイシーチャイってな

コイツがヤケに美味くて
食欲がファイヤーしますわ




マトンと




ポークで




ミニマムカナセット

スカスカに見えるけど
お盆がやけデカくて

ライスてんこ盛り
タルカリやらアチャール2種と
どこぞに見せてやりたい必要十分




おうぅ
なかなかにスパイシー
ダルもココでは味噌汁扱いじゃなくて
完全に一品カレーとして機能したり




カレーもビシッと
攻めの辛さがキイていて
大人向けネパール　っつか
ネパール全体が大人向けだけどね




いやしかし
コレってばポークなんか？




どう咀嚼を繰り返しても
チキンにしか思えないけど

店員さんに確認すると
おもむろにフォークを取り出して
ワタクシのカレーをかき混ぜたかと思うと

チキンネ！！コレ！！




ゴメンネ！！コレ！！

なんつてね
ポークが追加投入されたりして




美味いじゃ (ﾟдﾟlll) ないっスカ！！

一度に3つも味わえたりして
むしろラッキー
ツイてるね！！
ノってるね！！




最後は全部入りのフルミクスチャー
ライスもカレーもナミナミで
お替わりなしでもHPP

この間のがアレスギていた
ってのもあるけど

このクオリティとサービス
ネパール的には
昨今イチバンの出逢いかも

ココはサイコーだね！！と
かーちゃんの気に入りっぷりも
昨今イチバンかもしれないし


さて
おウチに戻ってちょいと調べると

「神々の山嶺」ってば
海外ではネトフリ配信されてるのね

ということは
VPNをちょちょいのすれば

観れる！！
観れるぞ！！
英語バージョンも観れる！！

改めて
原作を読んで
映画も観たアナタと

あのラストの展開を
擦り切れるほどに
語り尽くしたく

神々の山嶺 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL) 夢枕獏 集英社

神々の山嶺 文庫版 コミック 全5巻完結セット (集英社文庫―コミック版) 谷口 ジロー 集英社

エヴェレスト 神々の山嶺 岡田准一

神々の山嶺（上） (集英社文庫) 夢枕獏 集英社

幸楽＠野方 「餃子＆辛みそラーメン」

街中華なんてのは
わざわざ電車に乗って行くものでもなく　　　　（行くけど）

まあせいぜい
チャリでフラッと




Maximum炎天下
野方まで7km

ナニやってんだ！！オマエ！！
なんつてね
ゼェゼェ言わしながら




633の沁みっぷりもひとしお

セピアレッドなカウンターが
目にも沁みるじゃないっスカ




いつ宿題にしたのか
覚えてない頃からの宿題店




看板の「ジャンボら～めん」
ってな大盛り感が
ワタシを拒んでいたのかもしれないけど




まわりのお客も
地元のおっさんだらけ
大盛り感は皆無だったりして




おほぅ
このムッチリっぷり

餃子ってのは
材料もヤリ方も
そこそこ幅がキマってるワケで

フレてヌケるなんてのは
極めて異例な出来事

ぶっちゃけ
ファーストインプレッションの
「ウマソゲ」かどうか
作りての心が乗っていそうかどうか

その見たまんまが
味に直結していると
言い切ってしまって良いかしら




ということで
ルックス通りにワンダフル

ちなみに
マイライフにおいて
フレてヌケていた餃子

今は亡き
太公望＠新宿三丁目

アレを超える餃子には
いまのところ出会ってなくて

結局のところ
境界明瞭に強靭なカーボ外殻に
良き餡＆肉汁をどれだけ上手く湛えているか

浅草やら
ときわ台しかり
フルえた逸品はいつでもそうでした

小籠包ではなく
あくまで餃子のレンジで
フレてヌケているお店をご紹介戴きたく




そして
悩みに悩んで辛みそラーメン




今日はコレを食べてよという
意志を汲んでの一杯デス




ジャンボら～めんの名残なのか
丼が大きスギて
もやしやらの炒パーツが
ベネツィアっているのがもったいなく

容量半分のすり切り丼なら
盛りっと溢れんばかりに
3倍は美味く魅せられるはずなのに




イイじゃなーい

あえてお得な
今のオススメサービス
イイにキマっているじゃなーい




濃いに濃い焦がれ濃いに泣く
でおなじみ

濃くして混ぜて
アブラカダブラな近代味噌風潮

もはやラーメン専門店では
決して出会えない濃度の
かつての常識を保ちながら

とは言え
しっかりプロの炒が入った
ご家庭でも出会えない一杯は




コレこそが
冷静と情熱のあいだ

昨今の街中華ブームの隆盛は
まさにこのレンジを求めての
かつての優しい外食のストリーム




高騰してるからって
ヌカれないタマネギがイイね

コレがウチのキマりだからって
サービスメニューなのに
心がヌカれてないのがホントにイイ




美味いじゃ (ﾟдﾟlll) ないっスカ！！

温めていた甲斐もだし
忘れていた甲斐が噴出していたり


「男から降りたんだ」という
魅惑的な彼女のセリフに
ハッとした昨今

ラヲタから
降りるような一杯

その実
人生からも
ラーメンからも
降りる気がしていない一杯に
逆に質実を噛みしめてみたり

「町中華で飲ろうぜ」オフィシャルブック編 (TVガイドMOOK 108号) 東京ニュース通信社

町中華とはなんだ (立東舎) 町中華探検隊 リットーミュージック

町中華探検隊がゆく！ (散歩の達人POCKET) 町中華探検 交通新聞社

散歩の達人 ベストオブ町中華 (旅の手帖MOOK) 交通新聞社

桂花 ふあんてん＠新宿 「赤桂花拉麺アゲイン」

久しぶりの桂花が
ミョーに良かったのよね




あの
キッチリと約束された
アッツアツのスープってば

朝のイチバン
ネボけた脳髄には
真冬でも真夏でも
ビッ！！とするのよね

変なコダワリで
ヌルいラーメンを出されたときの絶望感

「コレが大人のヤリ方だ」
なんつてね
ガキの頃には
ダマされてもみたものだけど

ヌルいラーメンが美味いワケないじゃない！！

ヤワい麺やら
ヤワい米やらが
まっっっっったく美味くないのと同様に

コレを真髄とは言わないけど
ナニを好みと言うのかしら




限定だもの




と思ったら
やはり予想通りの
赤マー油ONというタネ明かし




限定という名の定番化路線




50円乗せれば
いつでも自ら
赤・旨・辛出来るはず




アッ (ﾟдﾟlll) ッチ！！ってね




香りが飛ぶだの
旨味が伝わる温度だの
ガタガタ言ってないで

なによりそれより
熱くてウマイのがラーメンよ




プロならこの温度で
香りも旨味も伝えてごらんなさいな

それをどこよりも
キッチリ続けているのが
もしかして桂花よ

って
なんだかホメスギているけれど




「狂った値上げ」ってのを
もはやプリセットして臨むのなら
そういうエンタメにシフトしたってこと

もはや日常食では
なくなりつつあるワケだから

もちろん客足も
この一杯の値付けを理由に
リアルにシフトしていくだろうから

ラーメン自体の在り方が
コレからもっと変わっていくはずね




有名どころがいきなり300円も値上げしたり
1000円の壁を超えることが当然みたいなね

民衆にウレシクない事象を
業界引っ張る人たちが
自ら煽っているんだから

まあ結局
今の日の本では
「ゼイタク食であるラーメン感」が加速して
盛り下がるのは必須かもしれないわね

街中華がいまさらもてはやされる理由
アナタにも分かるでしょ




大きな寸胴を
多くの客みんなでシェアしているからこそ可能な
ラーメンこそが安くて美味い食い物の最高峰だ！！

なんて理論が
いま崩壊しているの


ヤリたい放題だった
団塊の世代が引退しつつ

そのあと背負わされる重荷だけが
ズシリズシリと
毎日のようにマシマシよ

20年後

いや
10年後には

もしかしたら
5年後かも

「ラヲタ」なんて揶揄は
むしろ貴族扱い
されているかもしれないわ

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太和飯店＠東新宿 「からしつけめん」

新宿周辺 って
このエリアも入るのかしら

いやー
どーでしょー？

この辺りを
20年ほどのたくりつつも

ワタクシ的に
立ち入る機会が最も少ないエリアにて

こんなとこに
あるはずもないのに




あったー！！
知らない街中華あったー！！

いやしかし
ヒゲ氏の投稿に気付くまでは
完全にマイ検索エンジンから
漏れていたお店

散歩ついでの
行き当たりばったり
もし閉まっていても
まあそういう一期一会

なんつて覗いてみると
結構入っていてオドロキ

まあ
検索ダダ漏れするぐらい
激薄のエリアだもの

こういうお店は
地元民には貴重でしょうに




ちょま
ココ商店街だったのが
ますますオドロキ




おっと
100円当たってしまったよ




ということなら
客単価向上委員会発動で
ウーロンハイをプリーズ

奥のばーさん
500円当ててたね

枯れてる商店街
ムリしなくてよいのにね




酒が消されて
ウーロンハイがあるというレアケース

いいちこのボトルが軽く並んでいたりして
そういう常連仕様も存在するということか




うんうん
正しくひと通り揃ってます

「からしラーメン」
気になったりして




冷やしやら
つけめんやら
セットものやら

おかーさんと娘さんでしょうか
結構幅広くガンガンと回していたり




「サービスを両方大盛りで」
なんて呪文を2度ほど聞きました

両方というのは
ラーメンとライスの両方
という認識でよろしいか

いろいろ自由が効きそうだぞ
という認識でよろしいか




どうしても
「からし」が気になって
からしつけめん




どんなの来るかと思ったけど
辛さはラー油に依存の方向で

コレは偶然か
本日2度目の
卵とじタイプ




分かってます
分かってます

つけめん用じゃない
なんて無粋なことは言いません

逆に最近
街中華のノスなつけ麺に
惹かれてしまいそうなワタシがいます




ラー油も
ゴマーブラー主張タイプじゃなくて
ヤリスギてない感じもノスっぽく




計らずも
卵とニラとキクラゲという
いろいろがシンクロニシティ

今日はきっと
そういう神様のアニバーサリー




ひき肉じゃなくて
豚バラという食い応え

超激ハラヘリーの折には
半ライス追加で
自作「からし丼」

そんなん美味いにキマってる




美味いじゃ (ﾟдﾟlll) ないっスカ！！

忙しそうなのに
柔らかい接客もだけど

乱暴なメニューっぽいのに
そこかしこに繊細さが垣間見えて

なかなかにステキな街中華
こんなとこに咲いていたとは


いろいろ試してみたくなってきたけど
まずは基本の半チャンラーメン

じゃなくて
ココでは半ラーチャーハンっぽいけど
いつかキメに来ないとね

「町中華で飲ろうぜ」オフィシャルブック編 (TVガイドMOOK 108号) 東京ニュース通信社

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