オードリーの「春日」は面白い。
以前、深夜の番組で、変わり者の素人女性を相手に、
恋愛相談を受けているのを見たが、
とても真面目な人だなと思った。
でも、あの節約グセは直らないだろう。
だから、彼がいくらモテ始めたとしても、
あのこだわりゆえに、彼女を作るのは難しいと思う。
人気があるのは確かに、
体格も顔も華のある「春日」かもしれないが、
漫才を見ていて思うのは、一見地味な「若林」のうまさである。
オードリーが、他のコンビと比べて違うのは、
春日がボケるのが、「すごく早い」という事だ。
いつも若林の言葉にカブって、最後が聞き取りづらい。
わざとなのだろうが、そのせいで見ている者は、
かえって、若林が何を言ってるか気になり、
聞き取ろうとする結果になっているのかもしれない。
だから言葉がカブっても、テンポ良く感じられ、十分笑えるのだ。
若林の語り口は、ベテランのように淡々と流れるようで、
ネタも、キチンとした正統派であるように思う。
春日の「偉そうでユッタリとした動作」は、
若林がいるから生かされているのであって、
春日がピンで同じ事をくり返していたら、
やがて飽きられてしまうと思う。
「しゃべくり007」に出演した時、レギュラーの1人に、
「笑えるけど、何も頭に残らない。」と言われていたが、それでいいと思う。
ただ笑いたい時に、彼らの漫才を見ていると、本当に楽しい。
若林、頑張れ!
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