今日は、万葉倶楽部に来ている。
自分への「お祝い」と「慰め」に…。
止められないメール
大切な人を完全に失ってしまった。
嫌われた。
メールは良くない。
伝わらないくせに、伝わり過ぎる。
メールは親しい人にのみ通用する。
行間を読める人に限られる。
でも送るしかなかった。
一方的でも話したかった。
私は表現しないと気が済まない、異常な性質だと思う。
しゃべらなければ書くしかない。
最初で最後のコール
そして、やっと直に話せた時、
遠慮なく浴びせられる言葉にも、私は落ち着いていられた。
私はただ、あの人としゃべりたかったのだと気づいた。
疲れた時は、好きな人に頼りたい。
でも私のアプローチは、過激で受け入れられない。
中途半端は苦しい。
だから終わらせてしまった。
今は、薬や音楽やあったかい食べ物に頼っている。
結局、1人なんだと思う。
頼れる人などいない。
もう誰かに、わかってもらおうとは思わない。
蓮音もきっと、私なんて「いらない」んだろう。
あんなマトモな忠告など望んでいない。
わかってるよ、そんな事。
岡本かの子ほどではなくても、私は自分の好きなように生きたい。
相談ではなく報告しているだけなのに、みんな何か言いたがる。
今まで味方だった人に生き方を批判されて、絶縁した事もあった。
20年前、タカトウさんに言われた。
「中途半端なんだよ。」
今は、そうじゃない。
どうしようもなく、エキセントリックな人間になってしまった。
もう私には、書く事しか残されていない。
四面楚歌
周りに人がいなくなる。
そのうち全て失う。
自分のせいで。
敵が味方のフリをする。
悲しいほどある読解力は、主語の無い会話でも、
誰の事か、何の事か、わかってしまう。
(彼はあの事で、彼女にメールを送ったんだ。自分から別れたくせに。
まだ好きだから、連絡はとるんだ。)
胸がズキンとする。
それでも、職場近くのカフェの話をする。
「あそこの店員は、サンドイッチの金額と同じように、お高くとまってるよね。」
鈍く見えるだろうか。
何食わぬ顔の私は。
そうではない、わざとだと、彼女にわからせてやろうか。
(あそこのカフェで出勤前に、前の晩一緒だった彼と、朝食とった事ある?)
私は彼女に目で聞いている。
別れた彼女、嫌われた私、失った者同士で戦っている。
もう意味の無い事を。
誰にも読ませない、私の心の中は。
ただ自分だけはごまかせず、
一夜で失ったものは、一気に私に年をとらせる。
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