私は、あまり船に乗る機会はない。
ずっと昔、宇高連絡船(知ってる?)で、サヌキうどん食べたり、
神津島に行った時、背骨が揺れて、眠れなかったり、
八景島の遊覧船を、独り占め(他に客がいない。)とか、
それくらいだ。
知床観光船の事故が恐いのは、
緊急連絡があって、どこにいるのか分かっているのに、
すぐに助けられないから、助からないという事だ。
70分コースのカズ3が、普通に航行して、
戻って来られたのだから、
天候から考えれば、3時間は長過ぎるカズ1も、
最初から、短いコースに、変更しておけばよかったのにね。
客は、文句言うだろうけど。
しかし、カズ3に乗ってたお客さんは、
ヒヤリとしただろうなぁ。
どっちのコースを選ぶかが、運命の分かれ道だったのだから。
途中で折り返した場合の、金額設定があっても、
正しく判断して戻れるかは、
船長の力量に、かかっているだろう。
どっちにしろ、会社がGOを出したら、
客も、平気だと思ってしまう。
これからは、何か楽しむ時に、
個人が、自分で判断するしかないのかねぇ。
バンジーとか、スカイダイビングは、
念書を書かされるだろうけど。
デカい白玉にしても、
誰も、何も言わないから平気だなんて、保証はない。
何事も、大失敗が起こらないと、
次の見直しにつながらないのは、悲しいところだが、
個人レベルでも、意識するしかない。
とにかく、自然をナメてはいかんのよ。
人間は、自然の掌の上にある。
守れば、守られる。
その道のベテランさんほど、自然の声を聴くのだろうな。
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