24時間テレビで、
高橋尚子さんの募金ランを、最後の方だけ見た。
シドニーオリンピックの金メダリストとはいえ、
20年もたてば、身体も衰えるだろうが、
汗でテカった脚は、昔のままで、
走り方も安定していて、さすがだと思った。
能力のある人が、活躍しているのを、
いつも当たり前のように見ているのだが、
こうして時がたつと、
見えないところでの、努力やメンタルの強さが、
ハンパないんだと気づく。
私の「昔の男」に芸術家がいて、
しかも今、一家揃って音楽やってて、
すげーなと思う反面、
私は学生の時、
彼に感情的な手紙を渡してしまった事があり、
稚拙だと批判された上に、
「大学には、すごく難しい文を書く人がいる。」と言われ、
難しい文=高尚という図式を押し付けられた事も、忘れはしない。
少なくとも私は、彼より文才があると自負していたので、
それを何十年も、根に持っていた。
文章は、相手に理解されなきゃ意味ないんだよ。
それを今、彼に伝えたい。
貴方は、確かにすげーかもしれないが、
貴方の思うすげーは、すげーじゃないんだよ。
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