安東伸昭ブログ

安東伸昭の行動日記

シカ肉をペットフードに-鳥獣対策で長野県小諸市

2016年10月22日 | まちづくり
平成28年10月22日 時事通信

シカ肉をペットフードに=自前の解体工場が注目―鳥獣対策で長野県小諸市
16/10/22 05:31 NG10

 シカやイノシシが増え過ぎて、農作物の鳥獣被害に悩む地方自治体は多い。長野県小諸市は、捕獲したニホンジカをペットフード用の肉として販売しようと、自前の解体・加工工場を整備した。この取り組みへの関心は高く、ノウハウを探りに県内外から視察に訪れる人が後を絶たない。

 長野県ではニホンジカによる農作物の被害が深刻化している。2015年度の被害額は約1億8900万円。約3万1800頭を捕獲したが、「食肉として活用できているのは2000頭ほど。ほとんどは埋めるか焼却処分されている」(鳥獣対策・ジビエ振興室)。

 浅間山の麓に位置し、高原野菜や果樹の栽培が盛んな小諸市でも、増えるニホンジカに手を焼いている。220頭を捕獲したが、ほとんどが焼却処分。処分費用の負担も大きくなっていた。

 そこで市は、国の地方創生交付金などを財源に、約6000万円で工場を整備。食肉としても加工・販売できる県の許可を取得しているが、ペットフード向けの施設とした。「(一般的に)食肉にするには1~2時間以内にシカを持ち込み、処理しなくてはいけない」(同室)などハードルが高いためだ。

 施設を担当する市の野生鳥獣専門員、竹下毅さん(39)は「多くのシカを活用するためにはペットフードが適している」と説明。「どこの自治体も捕獲したシカの処理に困っていて、毎週のように視察者が訪れている」と話す。

 工場には解体室と加工室、商品を保管する冷凍庫がある。安全性を重視し、金属探知機や放射線検知器も備えた。解体は5人が担当し、1頭当たり約20分で終わる。4月から稼働し、10月中旬までに約170頭を処理、ペットフードメーカーに販売した。

 現在受け入れているのは、市内で捕獲したシカのみで数が限られ、解体作業を行うのは週に1日。来年度は県内の周辺自治体からも受け入れ、年間1500頭を解体し、安定供給を目指す。現在は原料としての販売だが、独自の商品を開発し、「小諸ブランドのペットフード」として売り出す計画も進む。竹下さんは「シカ肉を有効活用し、収入や雇用を生み、地域活性化につなげたい」と意気込んでいる。




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鳥取県中部地震の発生要因

2016年10月22日 | 安全・安心
平成28年10月22日

鳥取県中部地震の発生要因

21日午後に最大震度6弱の地震が起きた鳥取県は、これまでも大きな地震が繰り返し起きてきた地域だ。震源付近に活断層は確認されていないのに、なぜ、起きたのか。


【写真】ひびが入ったオートキャンプ場の駐車場=21日、鳥取県北栄町、古源盛一撮影

 「今回のような地震は活断層がない所でも起きる」。気象庁では午後3時40分から青木元・地震津波監視課長が記者会見した。震源付近で明確な活断層が確認されていないことや、地下の浅い場所が押し合って起きる「横ずれ断層型」であることを明らかにした。

 気象庁によると今回の震源付近では、地震の約2時間前にマグニチュード(M)4・2の地震が起きたが、M4クラスの地震が繰り返しており、前震かどうかを区別するのは難しいという。発生後も震度1以上の地震が相次ぎ、青木課長は「活発な地震活動が続いている」と注意を促した。

 鳥取付近は中国地方でも地震活動が活発な地域ととらえられてきた。政府の地震調査研究推進本部は今年7月、鳥取県や島根県東部を含む中国地方北部で今後30年以内にM6・8以上の地震が起こる確率を40%と発表している。

 実際、過去にも大地震が起きている。1943年にはマグニチュード(M)6級の地震が2回起きた半年後、鳥取地震(M7・2)が発生して千人あまりが死亡。2000年の鳥取県西部地震(M7・3)では182人が負傷した。

 なぜ地震が多いのか。紀伊半島から四国沖の南海トラフ周辺では、陸側のプレートの下にフィリピン海プレートが沈み込み、プレート同士が押し合っている。

 西村卓也・京都大防災研究所准教授(地震学)のGPS(全地球測位システム)データの解析によると、中国地方の日本海側は瀬戸内側より年3~4ミリ東にずれ動いており、ひずみが集中しやすい地域がある。西村さんは「鳥取は地盤が比較的軟らかくひずみがたまりやすい。今回の震源付近はここ数百年はM7クラスの地震が起きておらず、ひずみがたまっていたと見られる」と指摘する。

 遠田晋次・東北大教授(地震地質学)は「山陰地方は常時、地殻がひずんでいる。地震がよく起きる地域が日本海側の内陸に帯状に広がっており、今回の規模の地震は起きやすい」と話す。

 中国電力によると、島根原発のある松江市では震度4を観測したが、運転停止中で異常は確認されていない。また、四国電力によると、震度3を観測した愛媛県伊方町にある運転中の伊方原発3号機も異常はないという。

 一方、原子力規制委員会と内閣府は、原子力事故合同警戒本部を初めて立ち上げた。原子力災害対策指針に基づき、原子力施設が立地する道府県で震度6弱以上の地震があると設置を判断する。今回は、鳥取県境に近い岡山県内に日本原子力研究開発機構のウラン加工施設「人形峠環境技術センター」があるため。

 機構などによると、施設は01年に運転を停止している。異常が確認されなかったことから合同警戒本部は約2時間後に解除された。




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第17回森林(もり)を考える岡山県民のつどい

2016年10月22日 | 情報
平成28年10月22日

第17回森林(もり)を考える岡山県民のつどいが本日(10月22日(土))開催されます。

 今回は、森林資源の「地木地消」を実践されている、株式会社佐川旭建築研究所 代表取締役の佐川旭氏による基調講演会を開催します。

 佐川旭氏の紹介ページ http://www.ie-o-tateru.com/

テント村では、木工教室や、木工製品、木材、果樹の販売、地域特産品やご当地グルメも多数出店されます。
また、12時20分頃からは、ブルーベリーの苗木の無料配布も行います。

お子様から大人の方まで、楽しみながら森林・林業の魅力や重要性を知っていただけるイベントです。
お誘い合わせの上、ぜひご来場ください。

日時 平成28年10月22日(土曜日) 午前10時から午後2時30分
場所 グリーンヒルズ津山・リージョンセンター(津山市大田920)
主催 森林を考える岡山県民のつどい実行委員会(津山市議会事務局内 電話:0868-32-2140)
内容 基調講演会(株式会社佐川旭建築研究所 代表取締役 佐川旭氏)
   ブルーベリー苗木1,500本の無料配布(12時20分頃から)
   木工教室(つるかご・丸太のコースター作り等)
   樹木クイズラリー、住宅相談
   木工品・木材販売、花木・果樹販売
   地域特産品、ご当地グルメ

同時開催 津山ショウガまつり&津山小麦まつり
 

 



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岡山県頑張る学校応援事業の対象校が発表されました。

2016年10月22日 | 教育
平成28年10月22日

岡山県頑張る学校応援事業の対象校が発表されました。

小学校が17校
中学校が6校
中学校区が7学校
津山市では、中道中学校と加茂学区が選ばれました。
おめでとうございます。

※山陽新聞に詳細記事が掲載されました。


過去の選定
平成27年度
津山市では、津山東中学校、鶴山小学校が選ばれました。

平成26年度
津山市では、院庄小学校が選ばれました。






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