令和5年2月5日
『津山産小麦のパンフェスタ』大盛況
11時過ぎに会場に到着するも、完売!
会場は、長蛇の列が出いていました。
入場制限も取った!
エスカレーターは混雑回避のため2階から3階は運転中止
アルネの駐車場に入るにも大渋滞(他の駐車場に駐車する)
会場の様子
一店舗のみ販売(品数を増やしての対応)
個人の参加店舗の品数は、250個から350個が限度
朝3時から準備をしたとのことです。
初開催ということで、買えなかったお客様が沢山おられました。
津山産小麦の消費拡大に向けて、工夫をお願いしたい。
山陽新聞(さんデジ) 2023.2.12
津山産パン用小麦 ブランド化推進 販売催し、商品開発で後押し:山陽新聞デジタル|さんデジ (sanyonews.jp)
津山市で生産が盛んなパン用小麦「せときらら」のブランド化に向けた取り組みが、地域で活発化している。
5日には市などがPRのため初の販売イベントを開催。
JAや岡山県も市と一体となって農家の収量アップや品質向上、パン製造業者向けの商品開発を後押ししている。
地元のほか美咲、奈義町のベーカリー11店が参加して開かれた「津山産小麦のパンフェスタ」。
会場となった市中心部の商業施設アルネ・津山にはイベント開始前から長蛇の列ができる盛況ぶりで、販売が始まると各店が考案した食パンやメロンパン、
市特産の干し肉を挟んだ総菜パンが飛ぶように売れ、約1時間半後には全店の商品が売り切れた。
「どの店のパンもしっとりと食べやすく、食感もふわふわ」と訪れた同市のパート女性(59)。
同市椿高下でパン店を経営し、イベントにも出店した松田典雄さん(58)は「せときららは食パンからフランスパンまで多彩な商品を作れるのが魅力。
消費者にも好評で地元の店として積極的に使いたい」と手応えを話した。
作付け年々拡大
消費者の安全志向の高まりなどで国産品が注目される中、津山市では水田の有効利用策として稲との二毛作による小麦の生産が始まった。
市や当時のJAつやまが2007年に産地化に乗り出し、13年には「津山のほほえみ」との名称でブランドを創設。
現在は主にパンに適した強力粉のせときららと、ケーキなどに使われる薄力粉「ふくほのか」の2品種を普及している。
せときららは15年に作付けが始まり、パン人気の追い風もあって年々拡大。生産は市周辺に広がり、
面積は15年度の8ヘクタールから22年度は約100ヘクタール、出荷量は16トンから約430トンに増えている。
よりパンに合う小麦を増産するため、JAは市や県と年4回程度、農家向けに病害虫や雑草対策などの研修会を開催。
肥料管理の徹底も呼びかけ、パンの膨らみに欠かせないタンパク質の含有率向上に取り組んでいる。
JA晴れの国岡山津山麦作経営者部会の芦田創部会長(74)は「せときららは今後も需要が期待できる。
生産量を増やして産地を全国に知らしめたい」と意欲を見せる。
消費拡大に力
津山産小麦の増産を消費拡大につなげようと力を振り向けているのが、パン製造業者へのサポートだ。
昨年は、市が商品開発などせときららの活用方法を探るワークショップを2回実施。
今年も、県美作広域農業普及指導センターなどが3月上旬までに計4回、パン作り研修会を開く。
1日にあった初回の研修会では、参加者が神戸市の有名店の職人からはやりのパンの作り方を学んだり、
同業者同士で情報交換したりして技術や知識のレベルアップに取り組む姿が見られた。
市ビジネス農林業推進室は「まずは地産地消を進めて生産から消費までの好循環をつくりたい。
イベントやPRを積極的に展開して市外にも津山産ブランドをアピールしていく」と意気込んでいる。
せときらら 近畿中国四国農業研究センター(現農研機構西日本農業研究センター、福山市)が開発し、2014年5月に品種登録された。
県内ではほとんどを津山市内で栽培している。せときららで作ったパンは小麦の香りが強く、もちもちとした食感やほのかな甘みが特長という。
1月30日公開のブログ
『津山産小麦のパンフェスタ』開催 - 安東伸昭ブログ (goo.ne.jp)