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平成から令和へ元号自動変換 !
昨日、出荷作業が早く終わったのでExcelで創った貸借対照表の元号の部分を手作業で変更するか…または、自動で変更できるようにしておくかと一瞬迷いましたが、自動で変更できるように修正して置きました。
Excel関数のIF関数を使用してやりましたので、紹介しておきたいと思います。
IF関数で元号の自動変更
ご存知のように、IF関数は=IF(論理式,[真の場合],[偽の場合])という関数ですよね。今回の場合これに当てはめただけなんですけどね(^-^;
論理式は・・・
- 左図のセルA2に年月日が入っているとします。今回の新元号は2019年の5月からですから、2019と同じか、且つ5月より少ない月、もしくは2019より前の年は平成ですよね。
数式にはめてみるとOR(AND(YEAR(A2)=2019,MONTH(A2)<5),YEAR(A2)<2019)これを論理式としました。
上の画像では2018年ですから間違いない(TRUE)と表示されてますよね。
[真の場合]は・・・
- 「平成〇〇」と表示させたいので、例えば、平成31年とは西暦2019年やと1988年を引けばいいわけですよね。
だから、"平成"&YEAR(A2)-1988これを「真の場合」に当てはめました。
[偽の場合]は・・・
- 今後は「真の場合」以外は「令和」となるわけですから、「令和〇〇」と表示させたいので、例えば、令和1年とは西暦2019年やと2018年を引けばいいわけですよね。
だから、"令和"&YEAR(A2)-2018これを[偽の場合]に当てはめました。
上の3つの数式をIF関数に当てはめますと、下の画像のように元号+年が表示されました。

因みに、上のIF関数の後ろに&"年"&MONTH(A2)&"月"&DAY(A2)&"日"と追加表記すれば下の画像のように、何月何日まで表示してくれます。
