私の知人の息子さん・・・如何しているんだろう・・・
今年で20歳になると思います・・・
彼は小学生の頃は、ちょっと、はにかみ屋さんで明るい子供やったように記憶しています・・・が、
高校に入学してから、気が付いたら登校しなくなっていました。
彼の中で、いったい何が起きたのか?・・・他人の私には勿論わかりません。
転居されてからも、彼を世間と接触させようと・・・
機会を見つけては、訪れて話をしたり・・・
電話すら出てくれないので、ネット上ででも会話が出来ないものかと思い
FAXでSNSへの参加を促したり・・・と
結局は、反応が無いまま時は過ぎてしまいました・・・
中学生の頃、修学旅行に行った時など、
私達にまでお土産を買ってきてくれたり・・・
郷里に帰って来た時には・・・飾り物を買ってきてくれたりと・・・
本当に優しいいい子やったのに、何があったのでしょうか・・・
いつの日にか、必ず社会へ出てきてくれることを願っています。
今朝は、「ひきこもりピアサポーター」という活動について紹介してみようと思います。
~以下、1月15日読売新聞朝刊より抜粋~
医療ルネサンス
引きこもり
気持ち知る経験者が支援
C夫さんがスタッフで働く、引きこもり当事者の集まり。ピアサポ
ーターの活動は全国各地で行われている(名古屋市熱田区で)
全国に約70万人いるとされる引きこもり。全国引きこもりKHJ親の会(家族会連合会)の調査によると、引きこもりの平均期間は10年を超えるという。
長引くのを避けるためには、精神科や家族会が設ける窓口に相談するのが一番だ。しかし、外出する気力が無かったり、他人の目を怖がったりして、本人が相談に行くこと自体が難しいケースも多い。
そのため、家族会などでは、訪問や電話、メールでも相談に応じている。
家族会連合会は2013年度から国の支援を得て、引きこもりの経験者や家族が話を聴く「引きこもりピアサポーター」の養成を始めた。現在全国で48人が登録されている。
ピアサポーターの一人、愛知県在住のC夫さん(42)は、家族会の「なでしこの会」が引きこもりの当事者たちの集まりのスタッフとして、月1回のペースで5~6人から話を聴く。C夫さんが何度も訪問して話を聴いた30代男性は自宅を出て、医療機関に通えるようになった。
C夫さん自身も、引きこもりだった。中学校で女子グループに執拗ないじめを受け、人間不信で友達を作れなくなった。専門学校では、仲良くなるため、飲食や遊びに使うお金を友人の分まで出した。支出は月10万円を超えた。
「他人に対する恐怖心は常にあった。就職後、お金抜きの付き合い方がわからず、3か月で会社を辞めてしまった」。25~26歳まで自宅で昼夜逆転の生活を送った。両親に勧められ、なでしこの会に参加するようになり、社会に出るきっかけをつかんだ。
ピアサポーターになったのは「引きこもりの脱出には第三者の支援が必要」と思ったからだ。
C夫さんは「いじめられていたことを両親に話せず、どうしたらうまく人間関係を結べるかも、両親には聞けなかった。なでしこの会で別の引きこもりの親に友達との付き合い方などを具体的に教えてもらい、本当に助けられた」と感謝する。
ピアサポーターは14年度の研修で170人が新たに登録される見込みだ。
家族会連合会代表の池田佳世さんは「経験したものだからこそ分かる引きこもりの悩みや苦しみがある。同じ目線で交流することで、引きこもり本人や家族が変わっていってほしい」と期待する。
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