被爆 に 対抗 するため メラニン を 多く!?
立入禁止エリアのカエルは平均43.6%暗い色!?
1986年にウクライナで起こったチェルノブイリ原子力発電所事故。現在でも現場は放射能濃度が高く、一般の人は立入禁止にされています。事故以来、36年経ったチェルノブイリ事故による放射線被ばくが、アマガエルの背部皮膚の色にどのように影響するかを調べてみた結果・・・なんと、原発の近くにいるアマガエル程、本来の緑色ではなく真っ黒になっているとのことです。
全体として、チェルノブイリ立入禁止区域内に生息する東部アマガエル ( Hyla orientalis ) は、チェルノブイリ外に生息するカエルよりも背部皮膚の輝度が平均で 43.6% 低かったようです。
これは、放射能は遺伝子を破壊して突然変異を引き起こす可能性もありますが、東部アマガエル(Hyla orientalis)は被爆に対抗する手段として、メラニンを多く出すことで自身を護っているという事故後36年という年月がもたらした進化した形態のようですね。
チェルノブイリのアマガエルは、10~15世代の入れ替わりがあったと見られています。
生命というものは、過酷な環境においても種を絶やさぬために進化を続けていくという神秘に圧倒されますね。
と、同時に、一生命体である人間が己の欲望のために、他の生命体迄、困難な状況に巻き込んでしまうということだけは避けなくてはならないと改めて確認させられますね・・・。
現在、核の使用をほのめかしている国のトップの方々は己個人の欲望だけに囚われないで頂きたく思います。
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