ノイバラ山荘

花・猫・短歌・美術な日日

夏至の前

2013-06-15 20:32:14 | 自然
こんばんは(*^_^*)


薔薇の花みたいでかわいいでしょう。
赤カブの葉を切り落としたときに、
あまりにきれいだったので撮りました。

 
職場は夏へと緑の色を深めています。


たくさん咲いているアザミ。

  


マーガレットかしら?
フランスギクやシャスターデイジーと
間違えられることが多いとのことですが、
違いがわかりません。


自然に広がった感じです。


お年寄りが団体でいらして、
「生まれて初めて」陶芸作品を作られました。
すごいです・・感動です・・(´;ω;`)

ノイバラが同じ歳になった時に、
初めてのことを短時間に
こんな上手にできるでしょうか?

戦後の日本を支えてこられたお年寄りは
本当に優秀だったのだと思います。


シモツケも咲き始めました。

 
なんだかいい匂いがします。


あ、これだ。


テイカカズラの匂いです。


ヒルガオも咲いています。


荒れ地に可憐な花咲かせるのですね。

 
クローバーもかわいいのです。

  
これは何かというと、アキニレの種です。
<後日談>「アキニレ」の札がついていましたが、
調べてみるとトウカエデということが分かりました。


果実が翼果なのです。
よく公園に植えられるのだそうです。



落ちた種。


木の根もとにたくさん。


川に降りようと思ったら、
「熊注意」の表示が。


今年も餌が少なくて、
里に下りてきているのかもしれません。


もうすぐ夏至です。


バレエ「天井桟敷の人々」@東京文化会館

2013-06-15 20:25:53 | アート
ノイバラは自分へのお誕生日プレゼントをしました。


パリ・オペラ座のバレエ「天井桟敷の人々」です。

パリ・オペラ座はちょうど1年前訪れました。
シャガールの描いた舞台の天井画が夢のようで、
建物全体が芸術品でした。

昨秋のチラシを観て、
何かの御縁と思い行きたかったのです。
しかし、ずっと家族が入退院を繰り返している状態で、
あきらめていたのですが、なんとか行けそうになり、
チケットをとったのが4月初め。

3階の1列目というかなり
「天井桟敷」なお席となったのでした。
かなり高いところでしたので、
高所恐怖のノイバラ、ぎりぎりでした。
4階にしなくてよかった(・ω・;A
少し右端の舞台が欠けてしまいますが、
前に人がいないのは快敵でした。


「天井桟敷の人々」は
2008年、当時パリ・オペラ座のエトワールであった
ジョゼ・マルティネスの振付により初演され、
今回、日本初演だそうです。

19世紀前半のパリを舞台に描かれる、
犯罪大通りに集う人々の猥雑なエネルギー、
天井桟敷まで客が埋め尽くす芝居小屋の賑わい。
そして美貌の女芸人ガランスと
それを取り巻く男たちの間で
交差する愛、嫉妬、憎しみ。

フランス映画の名作として名高い
同名映画の魅力はそのままに、
クラシックと現代的ムーブメントを巧に取り入れた
マルティネスの雄弁な振付や、
同団を代表するエトワール、
アニエス・ルテステュによる
鮮やかな衣裳が彩る舞台です。

ダブルキャストのどちらかを選ばねばならず、
パンフレットで気にいったアニエス・ルテステュと
ステファン・ビュリオンの組を選びました。
バレエ素人ですので、気に入った顔の人にしたの。

ストーリーはぼんやりとしか覚えていなかったので、
パンフレットで予習しようとしたら、
客席が暗すぎて読めない・・(´;ω;`)

ストーリーを知っていても、
ついていくのは難しかったかもしれません。

衣装や化粧を替えるたびに、
どの役の人かわからなくなるのです。

ストーリーを追うのはあきらめて、
その場その場の舞台の美しさを
楽しむことにしました。

めずらしかったのは、舞台以外も
公演の空間として使われたところです。


1幕と2幕の間の休憩時間に客席に
チラシが降ってきて、案内があり、
ロビーのクローク前の階段で
劇中劇「オセロ」が踊られたのでした。


3階からはなかなかたどりつけず、
人垣の後ろから写真だけを撮りました。

 


そのあと、仮面の男たちがロビーで遊んでくれたので、
追っかけてたくさん写真を撮ったのでした。

          

舞台の最後にガランスが客席の方に下りて
バティストから遠ざかる演出もあり、
客席、ロビーまで立体的に使われていて
おもしろかったです。

この日は偶然重なってしまったのですが、
万葉集講座→『すずめ』お祝いの会→バレエ「天井桟敷の人々」
という、盛りだくさんの1日でした❤



レオナルド・ダ・ヴィンチ展

2013-06-15 20:24:32 | 美術
先週、上野の東京都美術館で
6月末まで開催されている
「レオナルド・ダ・ヴィンチ展」を
観に行ってまいりました。

平日でしたし、結構な雨風でしたので、
会期終わりに近かったのですが、空いていました。


上野グリーンサロンのパンダカレーでランチ。
おいしかったです。


耳はオリーブ、目と口は甘納豆。
カレーにも甘納豆が数粒入っていました。

以前はパンダシリーズ、たしかアイスと
ロールケーキしかなかったと思うのですが、
このカレーとオムライス、サンドイッチが
パンダ化していました。


上野公園を突っ切って行くとき、
おもしろい木の切り株発見。

以前はホームレスがブルーシートと段ボールで
お家を作っていた場所です。

ずいぶん木が伐られて、
風通しがよくなり、簡易ハウスも撤去されました。


レオナルド・ダ・ヴィンチ展会場。

未完の作品が多く、寡作であったダウィンチ(1452-1519)。
今回はミラノのアンブロジアーナ図書館・絵画館が所蔵する、
レオナルド・ダ・ヴィンチの油彩画《音楽家の肖像》と、
スケッチやメモを編纂した「アトランティコ手稿」22葉を中心に、
彼の影響を受けた「レオナルデスキ」と呼ばれる画家たちの
油彩画、素描など約100点を紹介してありました。


「音楽家の肖像」
手に持っているのは楽譜だそうですが、
暗くて遠くて判別不可能。

後にグッズ販売のところで複製画を観て
音符が描いてあるのを確認することができました。


「アトランティコ手稿」は
1118枚の紙葉からなるもので、
レオナルドがまだ駆け出しの芸術家だった1478年頃のものから、
1519年に亡くなる直前までの素描や覚書が含まれています。
手稿が冊子としてまとめられたのはレオナルドの死後のことで、
冊子に利用された紙のサイズがアトラス(地図帳)と同じ
大型の判型だったため「アトランティコ」と
呼ばれるようになったのだそうです。

大航海時代の黎明を生きたダヴィンチも
手にとったことがあるのでしょうか。
図書館の所蔵品、マルコ・ポーロ『東方見聞録』の
手写本を(展示されていのは18世紀のものでしたが)
観ることができて、感激しました。

他にも彼の愛読書として『イソップの生涯と寓話』(1491)
『軍事論集』(1494)『徳の花』(1496)、
多面体の図を彼が描いたという『ユークリッド原論』(1509)、
また15世紀の地図も初めて観ました。
図書館ならではですね。

会場は暗くしてあって、
手稿のペンの線などはよく見えませんし、
解説も読むのが苦痛です。
展示品一覧表にメモしようとしても、
できないくらい暗いのです。
音声ガイドを借りましたが、
明るいスペースをところどころに
設けていただけるとありがたいなあと思います。



鑑賞のあとは2階カフェ「М」へ。

 
何にしようかなぁ。


これにしよう! アッフォガート・チョコラータ。


アイスにエスプレッソをかけるようです。

 
かけてみました。ちょっぴりにがくておいしい❤


かなり降っています・・。