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「ファインバーク・コレクション展-江戸絵画の奇跡」@江戸東京博物館
ずっと気になっていたのですが、
やっと行くことができました。
万葉集の講座の後、
Kさんがお付き合いくださいました。
しかし、両国は遠い・・(´;ω;‘)
江戸博の開催概要。
「米国メリーランド州にある
ファインバーグ・コレクションは
米国屈指の日本美術コレクターである
ファインバーグ夫妻が一代で蒐集した、
江戸絵画を中心とする日本美術のコレクションです。
このコレクションの特徴は、
狩野派や土佐派など官画派の
保守的な作品がほとんど含まれず、
江戸時代の民間画派の、
自由で活気に満ちた肉筆画の作品が
中心となっていることです。
尾形光琳、酒井抱一らの琳派、
池大雅、与謝蕪村、谷文晁らの文人画、
円山応挙、呉春らの円山四条派、
伊藤若冲、曽我蕭白らの奇想派、
そして菱川師宣、葛飾北斎らの浮世絵など、
内容は実に多彩です。
また、いずれの作品も質が高く、
全体として上品な雰囲気を持っていることも大きな特徴です。
本展では、このようなファインバーグ・コレクションを、
日本で初めてまとまった形で紹介いたします。
コレクションから選び抜かれた優品約90件を通じて、
百花繚乱の江戸絵画の世界をお楽しみ下さい。」
日本画のことははよくわからないのですが、
酒井抱一が大好きですので、
「十二ヶ月花鳥図」「遊女立ち姿図」、
すごくうれしい~。
花鳥図は12枚が一月から順に並んでいて、
圧巻です。
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七月朝顔。よく見ると雨蛙さんが居るのです❤
朝顔がカンナに巻きついていて、
背景に藤袴が見えたりするのが
センスいいですにゃ❤
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五月紫陽花。トンボがいます。
紫陽花は下半分で、
上半分には立葵が大きく描かれています。
花鳥図の意外な組み合わせにわくわくし、
遊女の優美な姿にうっとり・・。
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鈴木其一の「群鶴図屏風」
先日テレビで観たので、余計
よく見えてしまうのかもしれませんが。
脚の描写に舌を巻きます。
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文人画にはあまり心躍らないのですが、
谷文晁 「秋夜名月図」はすごかったです。
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最後に初かき氷です❤
展覧会会場出てすぐの緑茶処「両国茶ら良(さらら)」。
久しぶりにたくさんおしゃべりして
楽しかったですにゃ~❤