ノイバラ山荘

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『常磐木』語彙 進行状況

2016-11-17 18:19:40 | 短歌
みなさま、こんばんは(*^_^*)


とうとう11月も半分過ぎてしまいましたね。


あと1ヵ月とちょっとで2016年も終わりです。


みなさんの2016年はどんな年でしたか?


ノイバラは体調不良と歌集出版と批評会と
全国大会係の仕事が一緒にやってきて、
いい年だったと言えるかどうかわかりませんが
大きな変化の年でした。


大波を乗り越えて、今は小休止。


ずいぶん紅葉も進みました。


ま、ビールでも飲んでぼつぼつと。
生の落花生を塩茹でしました。
やわらかくておいしいですにゃん♪


「紅矢」のサーロインステーキ。
お肉が食べたくなったのです。
これで900円なんて❤


9月から『常磐木』語彙を進めています。
まだ最初の品詞分解ですが、
398首、あと1回で終わります。


打ち合わせの場所、ルノアールは明るくて静かで
空調、店員さんも申し分ないのですが、
食べ物だけがイマイチです。


打ち合わせのある2週間に一度はサンドイッチセット。

以前はお蕎麦を食べに行っていたのですが、
席を離れると同じ席を確保できないし、
文具や資料をかたづけたり並べたりで時間がとられますので
もったいないということになり、
ルノアールのサンドイッチで我慢することに。

デザートのケーキもイマイチなのですが、
語彙を4、5時間もやると頭がぼーっとしてきますので、
無理やり何かを食べたり飲んだりします。


それぞれ分担して家でやってきた品詞分解を
持ち寄りチェックして、訂正してまたまとめてプリントしなおして・・。
すでに語彙番号順と語彙あいうえお順、
それぞれ100ページを越えています。

最終的に使うのはあいうえお順です。
何度もチェックしたり考えなおしたりして、
語彙一覧を作ります。


並行して図書館でコピーしてきた雑誌で
初出を調べているところ。
一覧を作ります。


時々意味のわからない歌が出てきますので、
調べたりもします。
これは「雉の子の孵化」を調べているところ。

「山の家雉の子かへる金あみの上にいくつも落ちたる松かさ」

金網は孵化器の引きだしの底の金網のことではないか、
夏の孵化が終わったあと
晩秋、その引きだしを庭に干しているところに、
松傘が落ちたのではないかというのが
ノイバラの推測です。

時代を隔てているので分かりにくかったり
「名歌秀歌ではない」と判断されて
きっとこれまでもこれから先も
読まれることのない歌がたくさんあります。

そんなふうに捨てられてしまう歌がいとおしくて、
せめて時間の許す限り、読もうと思っています。

最期に当時の雑誌などの資料を集めて
書くことを決めます。

書くのも大変ですが、
書くまでの助走の方が
長い長い道のりなのです。

学者でも学生でもなく、仕事をしながら、
歌の実作も結社の仕事もしながらの研究ですので、
細切れの時間をやりくりして続けています。

でも、すごく幸せです。