ノイバラ山荘

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常磐木語彙

2016-12-08 21:21:33 | 短歌
みなさま、こんばんは(*^_^*)


9月から始まった
常磐木語彙の品詞分解、
やっとやっと終わりましたにゃ\(´;ω;`)/

やっと一山越えましたにゃ。

60首×7回で398首。

品詞分解では1人当たり30首を
次回までにすませて
送っておかなくてはいけないのです。

いぞしい週は、ぜーはー(-ω-;A

付き合わせも体力と気力を使います。
慣れたとはいえ、迷うことは多く、
途方にくれながら、1日かけて。

分からないところは後日
他の方のお知恵も借りながら、
品詞を確定していきます。

読みがわからないものも、
どの漢字をあてていいのか、
分からないものも残っていますが、
疑問は疑問のまま最期まで残す方針です。

次回からローラー作戦(全体調整)を
1ヵ月かけて行います。

そして完成したものをエクセル版から
ワード版に移します。

ノイバラの担当、エクセル版表作りは
『思草』『新月』についで
3度目ですので、慣れました。

これをHさんに渡して
ワード版を作成してもらいます。
逆引きも付けるので、
逆引きのリストアップもしなくてはなりません。

ここで恐怖の数字返し。
表中に5000以上もある
横書きのページ数を
縦にひっくり返す作業が残っています。

ひたすら忍耐・・。

最後に千本ノック(言葉チェック)に
1ヵ月かけて、2月には完成の予定。

みなさまのお手元に届く語彙は
このようにしち面倒くさい作業の末に
できているものなのです。

いや、実はそれからが大変なんですけれど(・ω・;A
それをもとに文章を書かなくてはならないですもの。

文章を書いて、提出が2017年9月の予定。
間に合うのかわからないけれど、
間に合わせるのだ(・ω・;A

もうひとつの表、初出一覧表も並行して作ります。
今度はノイバラが表作りの係なので、
ぼつぼつと初出調査も進めているのです。

立川の国文学研究資料館で「心の花」、
永田町の国立国会図書館で
その他の雑誌の資料を集めています。

今回、初出調査でものすごく有り難いのが
国会図書館のデジタル資料です。

大正時代など古い雑誌は
ほとんどがデジタル化されていて、
検索はキーワードを打ち込むだけで、
ざざ~っと候補が上がってきます。

4、5年前の『思草』の初出調査の頃は
まだデジタル化の最中で、
巻数によってはぼろぼろの雑誌を
別室で閲覧していました。
隔世の感があります。

デジタル資料は取捨選択して、
プリントするだけ~。
(もっとも、選んだ画面を
プリントし忘れていたりして、
ボケまくっていますが。)

このコピーの歌の中から、
『常磐木』に収録されているものを
拾っていくのです。

ここで手作りの「常磐木あいうえお順」が
役に立ちます!

これは歌番号順に打ち込んだものを
あいうえお順に直しただけのもの。

コピーとつき合わせていけばいいのですが、
初句が改作してあると、見つからないという弱点が・・。

そこは品詞分解して
歌を体で「何となく」覚えているのが
役に立つのです。

あっ、これ、読んだことある、見たことある、と
すでに信綱先生が乗り移っているノイバラです。

これを書いたのは、もし次回があるとしたら、
次回のためです。

前回『新月』のちゃんとした記録がなく、
「ノイバラ山荘」の大雑把な記事を頼りに
計画を立てたので、今度はきちんと
書いておこうと思いました。

体を大切に、最期まで走れますように。
応援してね。



円山応挙展@根津美術館

2016-12-08 20:29:33 | 美術
最後の常磐木語彙の品詞分解は
思ったより早く終わったので、
急いで表参道まで移動します。

円山応挙展


みゆき通り沿いはファッション関係のお店が多く
ファッショナブルな方々が歩いていて、
楽しいのです。

 
1度見たら忘れないプラダ。


わ~かわいい❤


ヨックモックでした。


楽しそうだな~、おいしそうだな~。
(時間がないので急ぐ)


きれいだな~。

 
根津美術館、到着。

 
隈研吾設計の建物も印象的。

 

 
混んでいました。
外国人の観光客が多いです。

 
応挙「藤花図屏風」。

「源氏四季図屏風」「雲龍図屏風」とともに並んでいました。

後期は国宝「雪松図屏風」重要文化財「雨竹風竹図屏風」
「木賊兎図」、「龍門図」、「鵜飼図」はないのですが、
以前どこかで見ている気がします。


白一色のように見えるところに
雪と氷が描かれています。

 
写生図巻。大きな作品を描く時の参考やお手本にしたらしい。
植物ひとつひとつに名前と季節が記入してあります。


写生雑録帖。こちらは一次写生で、
いろいろな角度から描かれていて
ノイバラにはこちらの方が面白かったです。

 
ここはお庭も楽しみのひとつ。
日が落ちるといけないので、急ぎます。

 
紅葉には少し遅かったかしら。

 
まだ楽しめますね。

   
細い道を彷徨ってみます。

    

    
ノイバラと同じに一人で静かに
彷徨っている人が結構いました。

    
御夫婦二人連れ。カップル。お友達同士も。

  

 
お見合いのあうん。

      

    

             

 
ここは敷石が工夫されていて楽しいです。


茶室が点在。

    
またカフェは寄る時間がなかったですにゃ。

 
ただいま~。


帰りは灯りがついてまた違ったきれいさです。

  
灯りが灯るとお店も別のところのよう。

 


オシャレなビルの間に
お稲荷さまがあったりするのがいいですね。