ノイバラ山荘

花・猫・短歌・美術な日日

やっと「万葉集(一)」

2021-07-23 14:51:44 | 短歌
みなさま、こんにちは(^ω^)

ブルーインパルスの五輪飛行も終わり、4連休も中盤。
猛暑の日々をどのようにお過ごしでしょうか。

ノイバラは毎日トマトを食べ、
毎夜のビールを隔日でビネガードリンクに換えて、
(そのおかげかは分かりませんが)
健やかに過ごしております。

さすがに睡眠時間6時間ではこの猛暑の疲れが取れず、
昨夜は8時間眠ってすっきりしています。

  
庭のヒメヒオウギスイセンを挿してみました。

 
オニユリとヤブミョウガは挿して3日目。
一番きれいな時に撮ってあげればよかった(・ω・;A

さて、本題の短歌です。


左から佐佐木信綱の岩波文庫「万葉集(上巻)」5冊と佐竹昭広他の岩波文庫「万葉集(一)」。
なぜ信綱先生の上巻が5冊もあるかというと・・。

信綱先生の万葉集が昨年絶版になりましたので、
先日の1年以上ぶりの万葉講座で新しいテキストを奨められたのです。
それが右端の佐竹昭広他の「万葉集(一)」から始まる全5巻です。
現代語訳がついて5冊になっているのです。

講座から帰ってきて、いつものようにアマゾンで古本を注文しました。
状態が良い、という本は大概本棚に眠っていた本。
先生の御本ではないので、これで十分だわ(´・ω・`)

それで届いたのが、あろうことか違う本です。
しかも信綱先生の上巻ばかりが4回も。
明らかに表紙が違うのに・・(一)と(上巻)は別物ですし、
編者の名前も違います。
岩波文庫の万葉集といえば信綱、という思い込みがあるのでしょうか。
古本屋さん、しっかりしてください・・(´;ω;`)

しかし、3冊目からは面白くなり、
どこまで続くのか試してみようと思い始めました。
ちょうど3冊目に2005年の第100刷が届き、
それが一番新しいものとなりました。
5回目に正しい御本が届きましたので、
これでコレクションは終了です。

いちばん左のは私がずっと使っていた
1992年の第81刷です。

この5冊から分かることは、
1927年第1刷、1954年に改版の第32刷。
1992年第81刷、1999年第93刷、
2001年第96刷、2005年第100刷。
78年の間に100刷ということは、1年に1刷以上。
すごいです。
岩波文庫の始まりも1927年らしいので、
93年間歴史を共にしたということですね。
これももすごいです。
他に比較すべき資料も知りませんが、
隠れたロングセラーかもしれません。
最後は何刷までいったのか、
大きな本屋さんに行ってみれば分かるでしょうか。

古本屋さんが間違えて下さったおかげで
知らなかったことを知ることができ、
本当に感謝しています。
どうもありがとうございました。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿