ツルの日記

38歳からはじめたバレエ。49歳の今年はポワントでバリエーションを踊り動画アップがノルマです

本を読んでも実際には想定外があるので

2014年05月14日 | バレエ

いまは内くるぶしの上に体重をかける課題に伴う諸調整を継続中です。

 

だいたい自分で計算した予定より1週間はオーバーしてしまうのは、所詮素人なので本を読んだり過去のレッスンの指示を思い出して想定していることとレッスンを受けて新しい課題をはじめてから実際に必要なこととの間にギャップがあるのも原因の一つです。

 

たとえば内くるぶしに体重をかけるために股関節でもっとターンアウトしようとしてヒザ下だけ大きく開いて股関節は回らないのであらためて股関節を回してからヒザ下をふつうの開き具合に戻すみたいなことがあります。ようやくそれもどうにかなりそうになってきました。

 

初心者時代「インサイドバレエテクニック」を読んで「アライメントは重要だ」と念仏のようにアタマにはインプットされていたのですけれど、当時ポイントにした足の親指が丸まらなかった理由がアライメントにあるとは考えたり想像したりできなかったわけです。O脚で親指が踏み込めていないというのはまさにアライメントの問題だったのにです。

 

そのあたりが40代前までくらいはスポーツも含めた通常の生活に支障がないかぎり自分のカラダのクセが引き起こしている不具合を認識するのはむずかしく、本当に自分でカラダの問題を理解できないかぎりなかなか解決できないというのが正直な感想です。元のカラダのコンディションが良好なら子供のように素直に先生の指示にカラダが反応するのかもしれません。

 

バレエにかぎらずほかのダンスでもスポーツでも面白くてがんばると若くても中年でもそれ以上でもその年齢相応の故障が起こってくる確率が高くなるわけで46歳でケガして1年O脚の筋肉バランスの矯正に費やしたワタシのケースを故障防止の参考にしていただければ幸いです。

 

バレエは覚えることが多いので週1回でも長く続けるのがいちばんではないでしょうか。姿勢が身に付く前にポワントでもパドゥドぅでもバリエーションでも発表会でも機会があればチャレンジして楽しみながらバレエについて理解が深まれば結果的に正しいカラダの使い方を身につけようとしたときに役に立つわけですから。

 

 

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