今年はサンマが豊漁
「サンマでなければできないスパゲッティー」がこれっ
この秋、1度は試してみたい一品です。
今回は1人前で説明します。
まず、「手を汚さないサンマの調理法」に従って、内臓を取り出します。その方法は → 「こちら」
この内臓は、料理に使うので捨てないで取っておきます。
なぜ、サンマの内臓が食べられるかと言うと……
「講釈いいから、お料理が先っ」 「……はいっ」
骨に沿って、左右に分けます。(=3枚おろしです。)
このとき、ふつうのサカナでは、腹骨を取りますが、今回はそのまま。
腹骨の内側に付いている脂が栄養満点で、おいしさを引き出すからです。
しかも、焼いたり揚げたりすれば気にならないくらいパリパリに
サンマをひと口大に切って、小麦粉か片栗粉をまぶします。
1~2分たって、粉が半透明になったら、 中火で揚げるか、多めの油で焼きます。
その際、、皮は↑上、身は↓下に!
そうそぅ、スパゲッティーもゆで始めましょう。
こんな色になったら、魚は油とともに一旦取り出します。
※ 失敗した揚げ方は、画像にマウスを乗せてねっ!
粉を付けないで油に入れると、水分が飛び散って危険
また、(画像のように)身と身がくっついて、手に負えなくなります。
フライパンは、さっとティッシュで油分と汚れを拭き取っておきます。
季節の野菜を入れましょう。このほか、シメジやマイタケ、タマネギ、トマト、アスパラもいいよねっ
ここからがメイン
まず、弱火にして熱したフライパンに、油かオリーブオイルを多めに敷きます。
1.タカのツメ1cm分くらい。
2.刻みニンニク1/2片
3.さっきの「サンマのワタ」を入れます。
油に香りとうまみを移すように混ぜます。ここまでは、超弱火
中火にして火が通ったら、切った野菜を炒め、完全に火が通る寸前に、ゆでたてのスパゲッティーを入れます。
このとき、ゆで汁も大さじ3杯ほど加えます。
ここで、塩、コショウ。塩は直しが効かないから少しずつね
最後に、先ほど揚げたサンマを入れて……、
香り付けのバターを少し入れて、混ざったらできあがり
※ ほぼ、完成! 画像にマウスを乗せてねっ!
熱いうちに食べましょう
サンマのパリパリ感を生かしたければ、最後にトッピングしてもいいよねっ
サンマの味覚を堪能してね
12月に入って、冷凍サンマになったら、身に塩分が少し染み込むので、塩は少な目にしましょう。
解凍サンマの見分け方は、 → 「こちら」
ののちゃんは、ゆでたサンマに小松菜入りをもらいました。
でも、この時期のサンマは脂が多いので、猫には少な目にね!
おなか一杯。お気に入りの休憩所”扇風機”の下で夢の中……
だから、うちは冬でも扇風機は出しっぱなし
=============================
サンマの内臓が、なぜ食べられるかと言うと……
通常、魚には、胃袋と腸があって、肛門につながっています。
ところが、サンマには食べたエサを貯めておく胃袋が無く、直接口から腸につながっています。
しかも、通常長い腸は、サンマでは一直線。口からは入って出るまで、たったの30分しか滞留しないのです。
このため、人間が「フン」を食べることはなく、心臓や卵巣、肝臓などの内臓は、丸ごと食べることができるのです。
サンマの内臓は、アンチョビーに匹敵する調味料だったのです。
ほろ苦いサンマを味わえば、化学調味料は入りませんねっ
=============================
10月 1日 朝 →カツオ刺身。夕 →カツオ素焼
10月 2日 朝 →カツオ素焼。夕 →サンマ素焼
← ポチッとねっ!