

今回は、現在実施中の環境省のパブコメについて、
ののちゃんと、お友だちの茶っくんが語ります。

ぼく、先週、夜遅くまでやっているペットショップ見たよ。

横浜市内の歓楽街、◯◯佐木町だね。風俗店もいっぱい…。



夜9時過ぎてるけど、営業しているとこ…、けっこうあるよね。
最近は、節電で夜はちょっと目立たないけど…



ちっちゃなワンコやニャンコがケースに入れられていて…
店の外と中からいろんな人が覗
(のぞ)くんだよね。

まだ、子どもなのに… 気が休まらないね。
私なら、胃潰瘍になっちゃう…



動物愛護法って、こういうのは野放しなの…?

実は、5年前に法律は出来たんだけど、ペットショップ業界の圧力で、営業時間の規制ができなかったんだよ。

でも、朝から夜遅くまで、みんなに見られて、クタクタだよね。
何とかならないの…?

実は、動物愛護法の5年に一度の見直しが、今進行中で、「動物取扱業の適正化」について、
環境省でパブコメ
(=パブリックコメント)をやっているよ。



あっ、パブコメって、環境省の案について、賛成反対とか、直して欲しいところを言うことだね。

そう!
8月27日(土)までなんだけど、何もしなければ、原案とかペットショップ業界の声に押されて、良い提案も逆戻りしちゃうよ。
(書き方は、おしまいを見てねっ)

で、ののちゃんは、どこが問題だと思っているの?
(どこもいろいろあるんだけれど…)
3番の「対面販売…」つまり、インターネット販売だよ。
国の案の趣旨には、「動物の特性や、病気についての事前説明や確認が不十分だから、そこを義務化する」となっている。

高価な動物は、何十万円もするからね…。トラブルは多そう…
ショールーム見ただけで買わなくちゃいけない、新築マンションみたい…。

でもね、今回の案では、大事な視点が抜け落ちてるの…
動物は、一度迎え入れたら家族同然なんだから、最期まで動物らしく飼わなくちゃいけないんだけれど…
ネットでは、購入者が終生適正に飼えるかどうか、販売者による見極めができない…。

ちょっと、吠えぐせがあったり、病気になると捨てちゃったり、それがノラになって繁殖したり、人を噛んだり…

でも業界の委員は同じ意見なの?

実は、業界は規制反対ばかりだと思ったんだけど、日本ペット協会の委員は、「ネット販売は、動愛法にそぐわない販売方法であり、禁止すべき」としているよ。
しかし、他の業界出身委員は、「むしろ生体を店頭で展示する必要がないので、生体にやさしい販売方法だ」と対立している。

え~でも、その委員は、飼い主への納得する説明については触れてないね。

今回の国の案には触れていないけれど、本当はこう思うんだ…。
動物を飼いたい人は、県などの適正飼育講習会を受けて、その受講済証がなければ、譲受けや購入ができない…とか、
(ちょっと厳しいけど…) ぅんぅん…。

家族の状況や環境、転勤など飼育する環境も変わるので、1年したら写真付で譲渡元や販売店に報告ハガキが出す…
などの、現況の確認報告も必要だと思うの。

逃げた、亡くなった、捨てた…、譲渡した…
いろいろあるよね。

でもね、せっかくのパブコメで何も言わないのは、「現状のままでいい」っていう意思表示になっちゃう…。

いまは、メールですぐ送れるし、手軽さは昔と比べものにならないくらいぃよね。

みんなも、ワンニャンとよく話し合って、パブコメしてね。



書き方のオススメは
「コチラ」(One Action for Animals)

今回の環境省案は…
(動物取扱業の適正化について(案))

あり方検討小委員会(環境省)
小委員会すべての資料

ネット販売の問題認識(環境省)
移動・ネット・オークション販売について



8月18日 朝

→シイラ水煮 夕

→カツオ水煮
8月19日 朝

→イナダ水煮 夕

→カツオ水煮
8月20日 朝

→カツオ水煮 夕

→ヒラメ刺身

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