

「肉の食感に近い魚がないものか……」
あれこれ探したところ、カツオやマグロをひき肉状にすると、かなり近い味になることがわかりました。
今回は、魚を使ったマーボー豆腐です。
前々回、
買い物帰りにカツオが盗まれ、再度買ってきたのがマグロのアラ。
200円で1kgもありました。

400円で、家族と猫の夕食が完成です

。(幻のカツオ代600円は除く)
幸い、メジ(=近海で捕れたマグロの子ども)だったので、刺身もOK!

これを大人4人前だと200g+猫50g 分を、ひき肉状にします。


これは、あばら骨の部分。骨を下にして、スプーンで身をかき取ります。このとき、いっぺんにやろうとすると、固まりでボコッと取れてしまい、ひき肉状にならないので、表面を何回もこする感覚ですき取ります。

サバやイワシでも、食感は肉っぽくありませんが、つぶせば同様に使えます。逆に、濃いダシが出るので、変わり風味でおいしくできます。


ひき肉?ができました。

ここで、ののちゃん用を取り分けます。

魚の半量を、刻んだゆで野菜と合わせて先にあげ、5分したら残り半量の魚だけを、口直しにあげます。(順番逆にすると、食べないよ!)
きょうのヒント
※ 料理中、いちいちハカリで計るのは面倒。
「
卵1つ50g」と覚えましょう。ちょっと、ひき肉を卵ひとつ分の目方をつまんで、「5コ分だから250g」と計算します。
でも、お菓子の粉の量とかは、ちゃんと計ってね!

ハイッ、どうぞ


ののちゃん、2本足動物になってマス

。
……ん?ツメも出てマス


中華鍋(か、大きめのフライパン)に大さじ3杯の油を熱します。
強火で(煙が出始めたら)ひき肉?を入れ、よく炒めます。
水分を飛ばしてパラパラになるまで炒めるのがポイント。
※ 画像にマウスを乗せてね!
底の、水分がなくなっているかな?
ここに、

日本酒をちょっとかけて香りを出します。


次ぎに、豆板醤(トウバンジャン)。これで赤い色が着きます。
(ニガテな人は、少な目に)
その次は、甜麺醤(ティメイジャン)。大さじ1杯。これは中国の甘みそ。なければ、みそと砂糖を同量入れても大丈夫。


次ぎに、刻みニンニク1片分。
その次ぎは、刻みショウガ親指分。
ここで、中国では入れないが、あればゴボウを少し入れると、コクが出ます。
次ぎにコショウ。
さらに、ダイエットのため、増量したい人は、エノキとかシメジを入れたり、糸コンニャクを4cmに切って入れたりしても
ここで、醤油大さじ3杯を入れ、サッと炒めます。
次ぎに、
水分を切らない豆腐を、1.5cm角にして2丁入れ、ここで、汁の味をみます。
濃かったら、水で薄めます。
その間に、[片栗粉大さじ1:水3]を用意。
2分ほど煮て豆腐に火が通ったら、溶いた片栗粉をとろみを確かめながら入れ、豆腐を崩さないように混ぜます。
とろみが少ないかな?くらいがちょうどいいみたい。片栗粉は余らせてOK!
刻みネギを散らし、
火を止めて から、ごま油をかけて香りを出します。

完成!

中華は、先に材料をすべて切って用意しておくこと。あとは素早さ。
<4人前>
もめん豆腐………………………2丁
魚ひき肉?………………………100g
ニンニク…………………………1片
ショウガ…………………………1片
ネ ギ……………………………(小)1/2本
調味料-トウバンジャン………大さじ1
調味料-テイメイジャン………大さじ1
調味料-醤油…………………大さじ3
調味料-日本酒………………大さじ1
調味料-コショウ………………少々
水溶き片栗粉大さじ2(片栗粉1:水3)
油適宜

このレシピは、珍健一さんのお父さんの、珍健民さんの作り方。
これを元に、肉を魚に換え、「ショウガ」「エノキ類」「糸コンニャク」を加え、アレンジしました。
実は、珍さん作り方は、水分がかなり少なく、豆腐炒めに近いようです。
焦げないように、水かダシを加えた方が無難です。
豆腐は、崩れにくい「
もめん豆腐」にしてね!
せっかくの手作りなのだから、化学調味料はやめようね!
豆板醤や
ダシの素もチェック、「アミノ酸系調味料」と書いてあったら、化学調味料のこと。


「わたしも満足しました!

」
アザラシさんになりかけてマス

3月20日 朝

→ ビン長マグロ水煮 。夕

→ サバ刺身
3月21日 朝

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→ サバ水煮
3月22日 朝

→ サバ水煮 。夕

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3月23日 朝

→ サバ水煮 。夕

→ サバ水煮
※ サバの刺身は、鮮度の見分けが難しいので、通常は火を通してね。
特に、この時期は産卵前で、おなかの柔らかい(=鮮度の落ちた)のは気をつけて!

画面がボケているのは、湯気のせい。

難しぃ~。