サケのシーズン到来っ!
今回は、生シャケで「ひと口唐揚げ」を作ります。
お弁当に、 ご飯のおかずに、 お酒のお友に……
多めに作って楽しんでね~。
魚屋やスーパーでよく売られているのは、鮭を3枚におろした片身。
市場では「シャケフィレ」と言います。
実は通常の魚は…、
中心の背骨から両脇に中骨が出ているけれど…
このサケくんだけは…、
中心ではなく、かなり背中側から出ているのです。
だから、骨を抜き忘れないでね。
指で骨を探りながら、毛抜きでつまんで、45度の方向にゆっくり引き抜きます。
1本ずつゆっくりやるのがコツ。急ぐとまん中で折れて身に残ってしまいます。
抜いたら、いちいち手に取らないで、そのまま次々抜きましょう。
このほうが能率がいいみたい。
皮は、取っても取らなくても可。
この時点で3~4個ゆでて、猫さんのおやつにしましょ~
大きさは、弁当に入れることを考えて、このくらいに…。
ボールに、まず日本酒を少々。
つぎに分量の調味料やニンニクなどを加えてよく混ぜます。
ここにひと口大に切ったシャケを入れ、よく馴染ませます。
このまま、15分間漬け込みましょう。
そこへ、小麦粉を入れさっくり混ぜます。
1~2分置くと身に粉がなじんで、ややベトベトに…。
この間、油を暖めておきましょう。
箸は使わないで…、
手でグッとにぎりながら、油のお鍋に入れましょう。
角張ったところをなくせば、ちょっと鳥の唐揚げ風に…。
※ 画像にマウスを乗せると、 火がつくよっ!
途中で1回、裏返してね…
(画面のお鍋は油が少な過ぎ…。 もう少し多めの油で揚げてねっ!)
今回は、小さめに切ったので、揚げすぎに注意!
※ 画像にマウスを乗せると、 火がつくよっ!
できあがりぃ~
料理している人の特権。ひとつ食べてみようねっ
塩分が少なければ、このとき塩をかけてもOK!
{5人前}
シャケフィレ(生) …………………………………… 1枚
小麦粉 ……………………………………………… 適宜
【サケを漬け込む調味料】
にんにく(すっておきます) ………………………… 一片分
日本酒orワイン …………………………………… 大さじ3
塩 ………………………………………………… 小さじ1
コショウ ……………………………………………… 少々
重曹(あれば) ……………………………………… 小さじ1/3
ハーブ類を入れると香り豊かに… タイム、セージ、パセリなど自由に
今年の北海道は、サケが極端な不漁。値段も跳ね上がっています。
この時期、「筋子」を取るため、産卵で川に遡上するサケを、河口で獲っています。
サケは、川に入って淡水を飲むと表面が虹色になり、「ブナサケ」と呼ばれます。
こうした採卵後のメスは、身にコクがないので比較的安く買えるのです。
今回のような味付けした料理にはちょうどよい食材です。
似ているけど、ちょっと試したいのは サケの照り焼き
なお、(チリやノルウェー産など)養殖物は、このブログでは扱いません。
その理由は……
1 海洋のいけすで飼うため、魚が網や魚同士とでこすれ、そこから炎症を起こします。
見た目が悪くなるので抗生物質をエサに混ぜて投与し、こうした病気を防ぎますが、その薬剤が魚肉中に残ることがあること。
2 養殖のために天然の魚をエサとして与えますが、そのままでも人間のタンパク質になるものを、養殖魚のために与えるのは、資源の無駄遣いであること。
3 大半は空輸で、輸送や冷凍・冷蔵にバカにならない石油が使われていること。
やっぱり、日本近海の お魚を食べようねっ
のダイコンとニンジンの酢漬けの作り方は
実は、この後、ニンジンの天ぷらをののちゃんに取られてしまいました。
の「ナニ」に気付いた人は、いるかな- ?
11月27日 朝 →サンマ素焼。 夕 →サンマ素焼
11月28日 朝 →サンマ素焼。 夕 →サバ刺身
11月29日 朝 →サバ水煮。 夕 →サバ刺身
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