百翔

あした天気になぁれ!

小梅ちゃん・時空のサーファー

2020-10-23 | Weblog
ホゼ・アグエイアス著 『時空のサーファー』
をそのまま掲載しています。
ワクワク・ドキドキを楽しんでください。


『時空のサーファー』
第8章 スユアの博士、
     あるいはブリンキング・イット・オール・バック・ホーム
続き


「ああ、こないだ《ミッドウェイ・ステーション》
で開かれた高次能力大学院のAA会議コースに、
ちょっとしたゲストが招かれたのさ。

自己紹介によると、彼らは《銀河スカウト先発隊員》、
アルクトゥルス、44前哨基地からやってきた代表団ご一行様だ。

で、この団体さんの中にいったい誰がいたと思う?

何と、バカル・ヴォタンなんだよ!」

「冗談はやめてよ、ジョーおじさん!
なぜバカル・ヴォタンがそんあとこにいるのさ?」
「それがホント-なんだよ。
マジで、バカル・ヴォタンさ。うーん、
このこと、お前にはしゃべるんじゃなかったかな。
でもな・・・いンや、やっぱり言わなきゃよかったかも」

「いったい何なの、ジョーおじさん」
「いや、ただ、彼らの話の中にお前の名前が出てきたんだよ。
何つーか・・・お前の性格は要注意なんだってさ。

あんまりせっかちになるんじゃないって言うんだよ」

ジョーおじさんの話しを聞きながら、
僕はさっきまでの感動がガラがラと音を立てて崩れていくのを
見つめているような気分がしていた。

でも、いったい何を期待していたっていうんだ?
いきなり先手で始められ、
そのまま駒を勝手に進められてきた対局で、
僕が気づいたことはといえば、
それは、どんな種類のうぬぼれもいつか打ちのめされるということだ。

当然、自分だけは例外だ。
なんて甘い考えは許されるわけがない。
1996年1月10日出版 ホゼ・アグエイアス著


        <小梅ちゃん>
        昨日は、一日中雨!
        夕方、自宅に戻っても、姿が見えない。
        夜、餌を食べに戻り、9時には、もうおでかけ。

        夜のお出かけは、いつもは、夜中の1時頃、
        雨の中、何か楽しい事があるのだろう。

        
コメント
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