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コンフォートゾーン・・・

閉塞感の漂うこのところ、現状打破のための方策にでもなるかと、本を読んだのにゃ。
ふと目に留まった「コンフォートゾーンの作り方」(苫米地英人 フォレスト出版)。
電車の中吊り広告か何かでも見たかにゃあ・・・著者の写真が結構怪しい外見で(笑)、怪しいマニュアル本なのかな~とも思ったのだけど、とりあえずはなるべく偏見なしで読んでみた。

元々米国?生まれの「TPIEプログラム」というものを基にしているので、用語がやたらカタカナ語で、その辺はとっつきにくい。でもきちんとその意味を説明してあるので、あまりストレスにはならなかった。

主旨は・・・
人は無意識では現状維持をするような生活をしてしまう。例えばダイエットに成功してもリバウンドしてしまうのは、ウェイトオーバーな自分が普通だという思いがどこかにあるから・・・なのだそうな。
なぜ元に戻ってしまうのかは、ホメオスタシスの働きだとか。猫が昔学校で習った頃は、ホメオスタシスは体温調整とか神経の働きのレベルにゃったように思うけど、最近はもっと広範囲でダイエットの問題のよーに、行動パターンにも及ぶものになっているらしい。
確かにホメオスタシスは自分で意識してやってるものではにゃいので、無意識の領域に及んでいても不思議ではにゃい気がする。

実際にどーいうシステムでそういったことが起きるかは、脳の働きで説明されている。
自分が意識するものは、自分の脳のフィルターを通して残るものだけで、実際は見えてにゃい、気が付いていない物事はたくさんあるのだけど、過去の自分が作り上げたフィルターを通している限り、見えないものはいつまでたっても見えないのだということ。今の自分のキャパでは、所詮その枠を超えられないとでもいうか。(ハロワで仕事探してる場合じゃないってか?)

ので、現状を変えていくには、今の延長にあるような目標ではなくて、もっとずっと高い目標(ゴール)を目指す必要があるそうな。
目指し方の方法にゃぞも、一通り書いてあるにゃが、まーそうやってゴールを目指し始めると、今までのフィルターが変わってくるらしい。そしてゴールに向かうための具体的な道筋も見えるようになると・・・。

興味深いのは、「やらなければならない」ことは絶対するな、というくだり。
「やらなければならない」と思ってやることは、色々な意味で自分に悪影響を及ぼすのだとか。やりたくない仕事をやらなきゃいけないような状況なら、その会社をクビになる覚悟ででもやるなとまで書いてある(もしかして猫に言ってる?)。

そんなこと言ったら、うちのぼーずなんて生まれてこのかた、この方法を体得して実践してるぞ(笑)。このまま行ったら大成功するかもだ!

さておき、ゴールが設定できて、見えるものが見えてきたら、「やらなければならないこと」はなくなって、すべてが「やりたいこと」「やるべきこと」になってくるそうな。
・・・確かにそのほうがずっと健康的だ・・・。

問題はそのゴールにゃが・・・
ふと1つ思いついたことがあって、それを考えていたら、確かに自分でもびっくりするほどアイデアが浮かんだし、想像するだけでとても楽しい!(単純で信じやすいんです、多分)
しかしそれには莫大な費用が必要で・・・(その辺のこともどうにかなるんでしょうか・・・?)

一通り読んでみて、「そんなぁ~!」と突っ込むようなところは無かったにゃあ。むしろ脳機能学者の著書のせいか、とても論理的でシンプル。

ので、正しいかどうかは実践してみれば良いのか~(笑)
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