goo

・・・

最初に警告です。内容がめちゃ暗くなりそう。落ち込み気分の方にはおススメしません。




実は昨日、外猫のこむぎにゃんが他界してしまった。


以下はここ数日の経過記録。


こむぎはコンスタントに1日2回、ごはんを食べにきていた。寝るのも軒先のこむハウス(仮設)。が、先月の半ばぐらいから1日に1回しか来なかったり、1日中来なかったこともあった。夜もこむハウスに居ないことがあったので、「これは春の遠征かな~」にゃんて、呑気なことを考えていた。

あまり顔を見る時間がなかったので、やぶさかではにゃいが、2週間位前は目のふちがちょっと赤くなっていて、風邪かな??なんて思っていた。
明らかに様子が変・・・と分かったのが先週の火曜日の昼頃。ごはんも食べずに池のほとりでうずくまってた。水を飲む仕草はするけれど、実際には飲んでいない感じ、足元も少しふらついていたか?
ただいつも行く動物病院は昼休みだったので、午後になったら行くか~と、まだのんびりしていた。
が・・・午後の受付の時間の頃には姿が見えなくなり・・・そうなると辺りを探しても見つからないんにゃわな。

水曜日の午後、玄関のドアの前にこむぎが来て、結構大きな声で鳴いていた。
まるで“助けて~”って言ってるみたいに・・・
しかし悪いことに病院は水曜定休。仕方がにゃいので、とっつかまえて家の中に収容(簡単に捕まったのが体力のなさを表していた)

で、木曜の朝イチに診察してもらうと・・・
とにかく腎機能が弱っていた。腎臓も腫れているし、測定器の能力を超えるほど激しい検査値のもあった。思わず医師も、「息をしているのが不思議です」というくらい。
もう1つ猫のHIV検査も+となった(しかしエイズを発症しているかはさだかでにゃい)。

とりあえず入院。何種類もの薬と水分補給の管付き、脳波計付き、高酸素室と、人間で言えばICU状態。まさに今夜一晩もつか?という感じにゃったのだが・・・
にゃんと朝までもった。しかし・・・その後症状はさらに悪化していく一方。安楽死という話も少し出たにゃが(これは飼い主を思ってのことらしい)、とりあえず息はしているので、覚悟を決めて金曜の夜に退院。院長先生までお見送りをしてくれたのだが・・・

これがまた一晩もちこたえた・・・。既に意識混濁、昏睡状態一歩手前というのに、彼は呼びかけに反応するんですわ。立ち上がろうともするし。帰ってきてからはバスルームに寝かせていた(他のにゃんこと接触させないためと、保温のため)のにゃが、彼はとにかく外が好きだったから、日中の暖かい時間に庭の、アジサイの下にしばらく寝かせてみた。一番そこが好きだったみたいだから。
そうしたら、やっぱりバスルームより気持ちよさそうに寝てたにゃ~。
で、夕方もう一度病院に連れて行き(出戻りとは、さぞかし先生方も驚いたことでしょう~)、水分補給と吐き気止めなどを点滴して帰宅。この段階で血液検査から、猫伝染性腹膜炎ではないことが判明。これが他のにゃんこにうつったら大変!と、ものすごく気を使っていたので、その点では朗報にゃった。

で、これまたびっくりなことに一晩はもったのだ。
しかし・・・朝になって、ついに力尽きたんでしょうか・・・。途中少し苦しそうな感じの時間もあったのにゃが、最期は本当に静かだったのにゃ。
その前からしばらく首のあたりを撫で続けていたにもかかわらず、その時が分からなかった・・・。あれ?ってな感じで。
ま~こっちも相当寝不足で、ぼけてたけど。

というのが昨日の朝のことにゃので、今日は人間でいうところの出棺。
市のサービスにゃけど、ペットなどの場合で有料だと、霊安室に安置してからまとめて供養するんにゃと。(無料コースだとどうなるんだろう??)

結局外猫にゃので、原因がよく分からない。あえて言うなら急性腎不全。あまりに早い進行にゃので、何か有毒なものでも食べてしまったのではないかと。(車の不凍液とか、ユリ科の植物の中毒症状に似ているそうな)。
結局完治はしなかったけど、数々の手当があって、三晩も持ちこたえたんじゃなかろうか。最もこむぎ自身が強かったのだろうけど。
途中で安楽死・・・もどうだろ?と非常に迷ったのにゃが、どうにかこうにかでも息をしているってことは、本猫が生きたいんにゃろうな~と解釈したのだった(本当の所はわからにゃい、酷なことをしたかもしれにゃい・・・)
去年のしろちゃん(仮名)では、何もできなかったので、ものすごく後悔したけど、今回は一応やれるだけはやったと思うので、幾分気は楽・・・(でもこれも人間のエゴかもしれにゃい)。

でも・・・ほんとに家の中だけで飼ったほうが長命だとは思う。小さい頃から人に慣れないと、全くの野良では、今の世の中、暮らしにくいことこの上ないのではなかろーか。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )