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オペラとか

今日はオリンパス八王子ホールで、ともさんのトークを聴いてきた。
イベントの正式名称は「トークイベント 西本智実のちょっと、ひと息 第6回「オペラ蝶々夫人への道(2)」。
11月にともさんプロデュースのオペラ「蝶々夫人」が上演されるのにゃが、その前哨戦?みたいなもの。2回目だけれど、猫の参加はこれが初めて。
ともさんと、演出家、歌手の方が2名、ピアニストさんが登壇し・・・演出などの構想を話したり、練習風景のデモ(実際に歌ってもくれました)などをを披露してくれるという内容。歌の場面はシャープレスがピンカートンからの手紙を蝶々さんに届けにくるあたり。

・・・とは言っても、実は猫はオペラが苦手(^^;

ミュージカルとバレエが好きで、クラッシックも好きなのに、オペラは敬遠していた(なにしろ、ちゃいさんの「スペードの女王」だって聞いたことありませんからね~)。今回もだいぶ迷ったのだけど、トークだし、ともさんだし・・・と行ってみたが、なぜにオペラが苦手だったかを考える機会になったよーだ。

理由その1 元々凄く高い音が苦手。だからオペラの花ともいえるソプラノの絶唱がダメなんだ。楽器でも実はバイオリン単独の凄く高い音なんかもきつい。これはもう生理的なものとしか言えませんでしょう。神経に触るって感覚なので。

理由その2 歌詞がわかんない(^^;それでいて細かい心象をとうとうと歌うから、凄くもどかしい。

理由その3 歌が中心なので演技やルックスが・・・もにょもにょもにょで、見ていてあまり楽しくない。同じ“人間”を観るのでも、熱唱する人と踊る人じゃ、全然違うでしょう?(踊るって言っても、なんちゃってダンスは大嫌いですけど・・・)

理由その4 悲劇的な話が多い・・・orz 悲劇はバレエにもあるけれど、蝶々夫人はジゼルの6倍位悲惨な話だと思う・・・(なぜ6倍かって・・・まずは期間が3年もほっとかれているとか、子供までできちゃうとか、しかもその子を正式な奥さんに引き取られてしまうとか、最後は自害してしまうとか、回りの人が理解してくれないとか・・・全然救いがないじゃんね!)

猫が観劇一般に求めるものは、どちらかというと明るいものなので、わざわざ暗くなりたくない・・・という心理が働くのだった。さらに内容が暗くて哀しいのに、音楽が美しいと、自分の中でさらに混乱が起きるので疲れる。・・・体力が有り余るほどあればそれもまた良し!だろうけど・・・。

さらに・・・今のシゴトは前と比べて精神的に余裕ができて(今年はココロのリハビリ期間でもある)、その分感情の振れ幅が大きくなってるみたいだ~。
だから“あの”バレエ ドン・キホーテだって、キホーテにフォーカスしすぎると泣きそうにもなる。理想の女性を追って、旅に出てしまうあたりはまだ良い(まっ!オトコって年取っても元気ねっ て)けど、夜目とはいえ、トチ狂って風車に戦いを挑む状態って、相当悲惨よ。右往左往する夢の場なんて、涙、涙になってしまいかねない・・・

そういうわけで観劇(バレエなども)も、相当に作品を選ぶんです。
従って、本番を観るかどうかは微妙なところ・・・(今日の場面はそんなに高くなかったから良かったけれども~)

もう少し老練したら、オペラも観れるようになるかも(^^
まだまだですにゃあ~
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