ヌマンタの書斎

読書ブログが基本ですが、時事問題やら食事やら雑食性の記事を書いています。

謹賀新年

2022-01-09 19:49:00 | 日記
明けましておめでとうございます。

実は事務所のPCのファイルには、別稿の原稿があるのだが、まだ入院中なので入手できず、代わりに年明けの事情をお話します。

毎年、元旦は思いっ切りナマケグマを満喫し、二日から大聡怩竄辷・拶やらを始めます。二日の夜、知人と夕食を共にし、その帰路のことです。駅のホームに吹き込んだ風は氷点下の冷たさでした
その直後、私は全身に冷や汗が噴き出るのを感じました。マズイ、これは低血糖かと疑いました。数年前に経験済みなので、すぐに電車に飛び乗り、暖かくしてじっと我慢です。

帰宅して風呂も入らず、床に就いて布団に包まり安静を保てば大丈夫なはず。ところが夜半過ぎても寝苦しい。いや、胸が重苦しい。ここに至り、私は心臓の疾患を疑いました。ただし、重苦しいだけで痛みはない。悩みながら夜明けを迎えました。

早朝、かかりつけの総合病院に電話して緊急外来の看護師と話し、すぐに受診しろとの指示に従いタクシーで駆け付けました。

受診後、心電図を見ながら医師は「これ、入院ね」とニッコリ。早期だから大丈夫だよと言われましたが、入院の準備なんてしてないと渋る私。でも「大丈夫よ、全部こちらで用意するから」と言われて車椅子で病棟へ。

その二時間後には、点滴の効果テキメンで胸の重苦しさは消えていました。でも医師は「まだ油断できない。一週間は経過観察だね」とつれない。

心臓の不整脈というか頻拍が命の危険に係ることは、素人の私でも分かるので渋々納得。ただ、事前の準備がしてなく、本さえ文庫本一冊。せめてPCがあればと思う。でも、心電図モニターを付けられているので、病棟を出ることが出来ない。

若い頃から病院を抜け出すのを得意としていた私も如何ともしがたい。なんとか医師を説得して、外出許可をもらったのは週末。しかも暖かい日中限定。まぁ、これは私も納得。

近くに住む友人のKに車で迎えにきてもらい、ようやく着替えとノートPCを入手した次第。幸いにして経過も良好みたいなので、週明けには退院予定です。

コロナに散々悩まされた昨年だからこそ、今年は健やかに過ごしたいと願っていたのですが、人生ままならぬものですね。

ちなみに、2013年の心筋梗塞の時も、入院中に雪が降っていました。今回も暖かい病室で津々と降る雪を見ながら、またも繰り返しかと進歩のない自分に少し嫌気。まぁ最低の正月ですから、後は這いずり上がるだけだと強がっているナマケグマなのです。
コメント (6)
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