暑いからこそ、冷たい水が美味しい。
毎日、人間の平均体温を上回る酷暑が続いています。東京でも昼間は37度であり、外に出るとモアッと熱風を肌に感じる厭らしい暑さです。特に都心の場合、オフィスビルの空調機から排出される熱気が非常に不愉快です。
だから毎年、この時期になると帰宅時間が遅くなる。少しでも涼しく、いや暑さが緩和された時間に帰宅したい。子供の頃は、夕立という天の配剤があったものだが、最近は夕立は滅多にない。
あるとしたら凄まじい集中豪雨である。道路は冠水し、電車は止まる。気温は下がるが、湿度が高いままなので、決して快適とは言いかねる。
こんな時は、冷たい清涼飲料が美味しいのだが、あれは要は砂糖水なので、決して健康には良くない。ビールなどは、油っぽい肴が欲しくなるので、あまり好ましくない。やはりこんな時は麦茶やウーロン茶に限る。でも甘味が欲しくなるのが難点だ。
その点、水は良い。不思議と甘いものも、辛いものも欲しくなることはない。ただ、水自体には味はない。そこが物足りない。
そこで私がやっているのが、半氷結水。
別に難しいことではありません。500mlのペットボトルに半分ほど水道水を入れて、冷凍庫に入れておくだけ。1時間程度で表層部分だけ凍ります。これが美味しい。
水って、氷る直前くらいまで冷えると、舌が味を判別できなくなり、冷たい涼感だけが感じ取れます。これが美味しい。
完全に凍らせてはダメ、あくまで半氷結の状態が良いのです。たかが水道水ですけど、キンキンに冷えた状態にすると、下手なミネラルウォーターよりも美味しく感じるから不思議。是非、お試しあれ。
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