私はなんでも食べるが、なんでも好きなわけではない。
その意味では好き嫌いは多いかもしれない。でも、出されたら、なんでも食べるけどね。それが作ってくれた人へのマナーだと思う。
おばあちゃん子で育ったわりに、私は案外と和食を好む子供ではなかった。やはり子供って奴は、ハンバーグとかコロッケが大好きだ。これは大人になってからもある程度続いた嗜好であったが、さすがに中高年の域に入ると、その嗜好もだいぶ変わってくる。
そんな私の最近の流行は、子持ちキクラゲのしぐれ煮である。
熱々の白いご飯に、この子持ちキクラゲを乗っけただけで、丼ぶり一杯は軽くいける・・・はず。あまりの獅ウに理性がぶっとぶが、脳内カロリー警報が鳴り響く。そこで、必死でお茶碗一杯に留める。でも、マジで他にオカズいらない。
元を糺せば、お中元で頂いた柿安の子持ちキクラゲのお惣菜。さすが老舗だけあって、袋ごと湯煎しただけだが、これが旨い、美味い。幸い銀座三越のデパ地下にもあるので、最近は冷蔵庫に切らさないように常備している。
キクラゲ自体は、ラーメンの具にするか、卵と併せて炒めて中華風に頂く位だったので、みぞれ煮にして惣菜として食べたのは、多分初めてだったと思う。でも、この味を家で再現できる自信はない。なので、いそいそとデパ地下へ買いに行っている始末である。
やばいなァ~、これじゃァ太っちまうぞ。
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