これ、Rockだよね。
私が初めてRockと云われる楽曲を聴いたのは、多分ビートルズだと思う。今、聴けばポピュラーミュージックの観は否めないけれど、あの頃は世の中の穏やかな常識に反発するロックンロールそのものだった。
一通り聴き終えると、私はより過激にハードロックやプログレロックにはまっていったが、その一方でカーペンターズやS&Gなどの穏やかな音楽も好んでいた。極論に走り勝ちながら、どこかでバランスを取ろうとする性質は、既にこの頃からあったみたい。
大学生になると、流行の曲をチェックする一方で、JAZZにも強く惹かれていった。でも心の奥底でRockに対する関心は消えることはなかった。さすがにこの頃になると、売らんが為のRockと、社会への反骨心を秘めたRockとの違いが鼻につくようになった。
でも、一番嫌いだったのは、本気でRockを志向しているかのようで、実はみかけだけのロックンローラー。分かり易い一例を挙げれば、昨年亡くなった泉谷某だ。騒ぐだけで中身のないRockだと思っていた。
その一方、本物というか、こりゃ凄いと思ったのはブルーハーツ。甲本ヒロトのボーカルを聴いた時は本当にびっくりした。でも映像で視た時の驚きはそれ以上だった。
コロナ禍のせいで家にこもることが多いおかげで、最近話題の「うっせぇわ」by Adoをユーチューブで視た時の驚きは、まさにブルーハーツ以来のもの。アニメ・ヴァージョンが人気だが、ピアノ・ヴァージョンも良い。後者にぼんやり写っているのがAdoさんらしい。
巷では椎名林檎の再来だとか、エヴォ・ラフィン似だとか騒がしいが、私にとってはRockそのものだ。昨年のYOASOBIのイクラちゃんといい、最近は女性ボーカルが豊作だ。
ただ、多分小さい子供は真似するだろうなぁ~~「うっせぇわ」の連呼に苛立つママさん、きっと増えると思うぞ。子供って、こうゆうの好きだしね。
[[youtube:Qp3b-RXtz4w]]
正しく今日YouTubeで視聴したところです。
確かにrockですね。すごいカウンターカルチャーな楽曲でした。
夜に駆けるといい、この曲といい、YouTubeが発信源ですね。