入笠牧場その日その時

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        Ume氏の入笠 「冬」 番外編(9)

2014年12月01日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など


 午前3時。この頃、この時間によく目が覚める。外は雨が降っているようで、屋根を打つ雨音がしている。昨日はブログを更新できなかったので、こんな時間にそれを始めてみたはよいが、PCのパーフォーマンスが非常に悪い。もたもたしていると、夜が明けてしまう。

 昨日は、音楽会に行った。スロべキアフィルの「モルダウ」と「第九」で、どちらも馴染みは深いが、生演奏を聞くのは久しぶりも久しぶりで少々落ち着かなかった。「モルダウ」はまだチェコスロバキアが分割しない前のチェコフィルを、NHKホールで聞いた。チェロを弾く女性の奏者が妙に艶めかしかったことを記憶している。「第九」はそれよりももっと以前、上野の東京文化会館で井上道義の指揮する新日フィルを聞いたが、指揮者の真剣さが伝わってきて感動した。
 前にも書いたが、音楽は10段階で1を貰った。2、でも3でも構わないが、わざわざ1というのは教師の何らかの意図があったのだろうと思いそれを質しにいったら、「教師を恫喝した」ということで問題になった。この音楽教師は男。
 そういう評価を下された者が、ちょこちょこ音楽会に出かけたりするのを知れば、きっと仰天するに違いない。しかし音楽は、そういう馬鹿の心を動かす力があるから凄い。しかも名曲は、産業でもある。作曲家はもちろんだが、出版社、演奏家、レコード会社、演奏会場・・・、一体どれほどの多種多様な人が関わり、しかもそれがこれまでだけでなく今後も繰り返されていくのだろうか、あまたある名曲の中のたった一つの曲のために。
 止まれ、ここで音楽について何か書くことは恐れ多い。恐れ多いが、地元伊那市の合唱団の熱唱は、泉下のあの人も喜んでくれただろう。
 
 2本目のビールが効いてきた。今日は何の予定もないから安気気楽も許されようが今気付いた、今日から師走。今週は火曜日の予定を変えて、木、金と上に登る。中旬には東京に行かねばならないし、幾つかの付き合いもこなさなければならない。そして新しい年が来る。ウムー。「早く来い来いお正月」などとは、とても歌えない。

 山小屋「農協ハウス」の冬季営業に関しましては、11月17日のブログをご覧ください。
  
コメント
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