
たった二日前に残した足跡も、きれいに消えていた
さっきまで雪が降っていたが、いつの間にか止んだようだ。しかし、灰色の重たげな空はまだ降り足りぬようで、またいつ雪になるか分らない。
今週末にはまた上にあがらねばならない。あまり積雪が多いようだと、法華道以外の方法も一応考えておかねばならない。と言って、大ダオ(芝平峠)経由は変化に乏しいダラダラと続く林道で、こういう雪道を何時間も歩くのは疲れる。山スキーなら面白かろうが、スノーシューには向かないと、あれ以来決めている。
今日の写真は、管理棟の背後の斜面を急登しているところだが、こういう傾斜のある登りの方が集中できる。もっとも、こんな傾斜がいつまでも続くようなら、どこまで持つかは分からない。
何年か前の冬、大ダオ(芝平峠)経由焼き合わせ、そして牧場へのコースを歩いていて、「ド日陰の曲り」少し手前で、女物の白いスキー帽を拾ったことがある。どうもその帽子の持主は、上から下ってきている二つの足跡のどちらかだと思ったが、どちらもツボ足だった。きっと若い男女あたりで、途中で折り返したようだったが、それにしても大変な思いをしたはずだ。雪のない時期であれば、大沢山の裾を一周できる8キロのコースで眺めもよいが、夏道でも歩くようなつもりでうっかり、歩き出してしまったのだろうか。
ツボ足で思い出したが、初めて法華道を行ったときはこちらもツボ足だった。それも唯一の例外で、相方がいた。尾根が終わり、林道をいくらも行かぬうちに雪を被った大岩が目に入った。驚いたが、深く考えなかった。 それまで御所が池に行っても、そんな大岩などにお目にかかったことはなかったのだから、本来はそこで深く考えるべきだった。まあ、冬と夏の違い程度にしか思わなかったのだろう。
そして依然として法華道は、御所が池へ行く道と同じだと、固く思い込んでしまっていたからいけない。ために翌日は、何の迷いもなくそうした。そして迷い、出発点である諏訪神社より下方2キロの地点に出るという、失態をしでかした。
こういう失敗を棚に上げて言うのもなんだが、いわゆる登山の標識布と、林業関係者の間で使われている赤布の標識とが、判別できないことがよくある。このときもそうだった。両者を区別する何らかの方法を考えるべきだと思うが、どうだろうか。
先日の20名プラス幼児2名のグループの中のTさんから、「楽しめた」との嬉しくも有難いコメントを頂いた。またお出掛け下さい。
歩中さん、3月、1泊でも2泊でも当山小屋利用の、人数はお任せで、講習会の企画ありませんか?
3月、まだ雪は深いですが、光の明度が一段と高くなる早春の入笠牧場へ、是非お出掛けください。