入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

      ’24年「夏」(48)

2024年07月25日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など


 午前8時、気温20度薄曇り。今朝は鳥の声が聞こえてこない。いつもに比べ大分目覚めるのが遅かったから、そのせいだろうか。牛たちはどこへ行ったのか、囲いの中にはいない。





 東京に暮らしていたころ「趣味は献血だ」などと言って、献血車を見ればよくその趣味を実行し、確か赤十字から小さなバッジが送られてきたこともあった。
 日頃は世の役に立っているなどという自覚はおよそなかったから、献血がせめてもの気持ちなどと言えば善人を気取るような話だが、もう一つ理由があって、それをすることによって自分の健康状態を教えてもらっていた。
 
 その結果がどんなものだったか今となっては記憶にないが、子供のころを省けば、腎臓結石と山で起こした事故以外で、病院の世話になったということはなかった。
 現在は高血圧と尿酸値が高いらしく、ついにある医療機関の軍門に下っていて、月1回の通院と、2,3か月に1回の血液検査を受けている。それが、相変わらずの唯一の健康診断で、多分10年以上になるだろう。

 で、昨日知った結果だが、特に医師から指摘されることもなく、大方のことが基準値内に入っていた。
 食材に関しては血圧が高い身でありながら、塩ほどその価値を認めている物は他にないし、酒は誰憚ることなく飲む。日頃特に健康に留意していることなどないに等しく、テレビでやたらと流れる「個人の感想」と言い訳の付いた健康食品の宣伝を眉に唾を付け、他人事のように見ている。
 
 最早この年齢になれば、執行猶予付きの身ながら、判決は決まっている。それでも、痛い、かゆいの苦労をせず、こんな快適な環境で暮らせていることについては感謝してもしきれないほどだ。昨夜はそんなことを考えながらついつい深酒をしてしまった。
 
 宗教観というほど大袈裟なものがあるわけではないし、特定の宗教を信ずることもない。葬式も必要ないし、戒名も要らない。
「千の風になって」という歌が流行ったことがあった。訳者にはケチを付けたいところもあるが、あの詩の心境に近い。
 
 ここにもいい風が吹いている。きょうの独り言はこれ以上続けると、どこへ行くかわからないから、牛の様子でも見に出掛けよう。

 山小屋&キャンプ場の営業案内は下線部をクリックしてご覧ください。
 本日はこの辺で。




 
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