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天の川銀河(再登場) Photo by かんと氏
昨夜は上に泊まる。真夜中に起きて、不完全なブログを何度となく訂正し、お粗末なものを人の目に晒してしまったことに恥じ入る。これまた素面でいるのがきまりわるく、飲み残しのワインを生温いビールで割って、懸命を賢明、人口は人工、五郎丸は五領丸に・・・まだあるのかな、ん?
昨日は10個掛けた罠に、3頭の鹿が掛かっていた。すぐ止めて(止め刺し)やるべきと知りながら、できなかった。大沢山で捕獲した2頭は、先日掛かった雄鹿の家族かも知れない。もしそうなら、何ということを・・・。向いていないのだ、こんなことは。バカヤロウ!と、言っても詮なし。淡々と殺す方が、憐憫の情を催すよりも、偽善の腐臭が立ちはしまいに。
夜が明ける前に気持ちを変えねば。どうも夜半に目覚めて考えることといったら碌なことはない。かつて不眠症を訴えていたときのTDS君に言ったものだ。「夜中に起きてあまり深刻になるようなことは考えるなよ、そういうときは無理してでも起きて、本でも読め」などと。どうしてもテンションは落ちる。浮力が不足する。ただうまくいくと、深い海の中に落ち着けることもある。
この小屋で過ごす一人の夜、宇宙がすぐそこに在り、深い静寂、無言の時間、安寧と葛藤がモザイク模様になって見えてくる。酔ったな。
鹿が鳴いてる。あれは仲間を呼ぶ声だ。もういい、もういい。鳥の声がする、夜が明けていく。今夜寿命を少し減らしたのが分かる。
このブログを読んで来てくれるキャンパーが増えた。テイ沢のケンさん、待ってます。
山小屋「農協ハウス」とキャンプ場の営業に関しましては7月9,13日のブログをご覧ください。