入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

若かったころの夢の続き、そしていま

2013年07月02日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など
 今日の天気:曇り時々薄日、気温:14度C/



 若かったころ、アラスカへ行ってトラッパー(罠師)にでもなろうという、途方もない夢を見た。今から思えば気恥ずかしい限り。しかし、一度くらいはそんな夢をだれでも見るだろう。ただ、極くごく少数の人だけがその夢を実行し、実現する。
 リヤカーを引きながら地球を一周した人も、幸運なその中の一人だろう。同じことを考えて、アフリカの砂漠を「永遠の臥床」とした若者もいる。
 幸運な少数の人の一人にはなれなかったが、夢はまったく無駄であったわけではない。夢の続きは4回のアラスカ行となり、現在は誰もいないこんな山の中で、さっきかれこうして遠い日の旅のことを思い出したり、もっと他愛ないことを空想したりしているのだから。
 「とおちゃん、お帰りなさい」イヌイットの女性との間にできた自分によく似た息子に迎えられ、すっかり現地化した男が森から帰ってくる。そばで太った女房が笑ってる・・・。
 ワハハ。そんな人生でもよかったのになぁ。


 牛以外の写真もたまには載せろとY氏に言われる。それで、こんなことに。Y氏は一向に約束を果たさない駄目な男のために、逆に遥々九州から訪ねてくれると。申し訳ない。


 T君曰く「そんなに頭数が少ないなら、日本で一番幸福な牛だな」などと。確かに広大な放牧地で、ノンビリやっている牛さんたち。 

 

  
 くくり罠

   やはり牛の写真も  
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