広島東洋鯉軍布教所

まぁ、相変わらず弱いカープですが、広島に住んでいると、いつのまにかカープファンになってしまう環境が用意されています。オイラも小学校に上がる頃までは東京読売巨人軍が好きで（母親が巨人ファンでした）、ちょうど王貞治が活躍していた時期にあたります。

しかし、その後「あまりにも巨人軍に特化した放送を行うテレビ局」が嫌いになった事から、広島東洋カープへ回心した経緯があります。事実、その頃のカープは投手王国全盛期であり、故脇田氏が負けたら坊主頭にするとか、久米弘氏も、優勝出来なかったので坊主頭にした事もありました。

日本人は小兵が大物を倒す事に喜びを得やすい人種であり、弱い物を偏愛し、応援する傾向にあります。よって、カープを応援する事は日本人にとって当然の道理であります（←ここら辺の一文は冗談であり、決して真に受けないでください）

なので、広島では「カープの野球帽を被った子供の事」を、マスコットキャラクターとかけて「カープ坊や」と呼ぶことがあります。カープの帽子は赤でデザインもシンプルなので、旧近鉄バッファローズの帽子と共に、人気のある野球帽です。
全国的には「野球帽を被った子供」は絶滅危惧種ですが、広島では普通に見かける事が出来ます。マツダミュージアムにもグッズ販売店がある程なので、すり込み効果も絶大だと思われます。

ほら、あなたの周りにも「カープ坊や」が居るかもしれませんよ。