エアロック 防府北航空祭

各地の基地開放日イベントで、非常に軽快で素晴らしい演技を見せてくれる「エアロックショー」。以前はロック岩崎氏が乗っていましたが、練習時に墜落してお亡くなりとなりました。今では、サニー横山氏が操縦桿を握ります。

実は、ピッツ・スペシャルと呼ばれている機体。運動性は素晴らしいのですが、操縦はとっても難しいのです。小回りが利く分、操縦もシビアになるわけです。気を抜いたらお終いっていう事なんで、本当に命がけです。
しかも、この機体の足元は「透明」なんですなぁ。こりゃ、かなり感覚変になりますよ。絶対底が抜けないと分かっていても、下が見えると普通に怖いですから。

自分自身が操縦出来ないけど、恐らく男なら一度は「将来は飛行士にｗ」等と思ったことが有るんじゃないでしょうかね。そして、社会人になってみると・・・　なんか、夢と現実の剥離度合いにガッカリするんですよ。

でも、そんなモンですよ人生ってｗｗ

だから、空を飛んだり、陸を駆けたり、海を行ったりする物が好きなんだと思う。とりわけ、見るのは楽で良いですよｗ　スゲーナー！！！って言ってりゃ良いんだからｗ

※決して全て諦めた訳じゃないので、誤解無きよう。取り敢えず生きてりゃ、何が起こるか分からないのが、人生の面白いトコでも有るんですからね。

ベイパー

正直、これは超望遠撮影を行った上に等倍トリミングしていますので、不鮮明な写真です。写っているのは米軍のF-16戦闘機。最大速度はマッハ2.0です。詳しい説明しちゃうと、何かとメンドーなので割愛しますがｗ　コンピューター制御前提で飛行させている第一世代の戦闘機です。要するに、コンピューターの支援無しでは飛べないって事なんですな。

で、大気中の水蒸気を貫いて飛行すると、画像の様に「ベイパー」という現象が見られます。超高速で旋回などを行うと気圧差が生じて霧状になるんですね。この程度なら、天気の良い日でも見られます。もっともっと湿度が高くなると、盛大に発生することもあります。

ただ、以前と異なって、市街地上空で亜音速から音速へ加速する事は少ないですから、傘状には見えないと思います。それは、ソニックブラストと言いまして、音速の壁を突き破るときに衝撃波による轟音がするからです。聞いたことのない人は、恐らくトテモトテモビックリすると思いますよｗ　本当に「ドッカーン！！」と凄まじい爆音がします。

惜しいのぅ ベビースター

基地内の模擬売店（要するに、テント売店）では、おみやげ物が売られています。今年は例年にも増して観客が来ていたようでして、いつもなら、お昼御飯くらいは少し並べば入手出来てたんですが、今回は駄目でしたｗｗ　11時頃に確保しておけば良かった。ちょっと行列が話になっていませんでした。結局、昼ご飯抜きとなったんですよね。来年以降、行くことが有るなら対策を考えよう。

さて、そのお土産物屋さんで、チョイト面白い物を売っていました。呼び込みのセリフによると「自衛隊イベントでしか買えませんよぉぇ～！！」と言っています。ベビースターラーメンというお菓子なんですが、パッケージを見てみると「幅の有るバージョン」なんですなぁｗｗ　オイラ、どでかいラーメン系は嫌いなんですよ。やっぱ、ベビースターラーメンは、ノーマル麺が一番です。なんか、単なる小麦で出来た菓子みたいで、わざわざベビースターラーメンとは違う食感になってるのが気に入らないのです。

まぁ、元々が小麦で作った菓子そのものなんですけどねｗ


そんな訳なんで、「ココでしか買えませんよぉぇ！！」とか言っても無駄です。通じぬ、効かぬ状態です。

それに、山口方面へ遊びに行った時に買って帰るお土産は、「みほり堂の外郎」と決めておりますので　あ、時には他社様の「ういろう」も買って帰りますよ　長門峡のトコで売ってた、徳佐の和菓子屋さんが作った外郎も美味しかったなぁ。リンゴ味やチョコ味は、かなりの美味でしたよ　ただ、日持ちする外郎で、オイラが好きで、尚かつ食べやすいのが「みほり堂」って事なんで誤解無きようオナガイシマス。

※本来の「ういろう」は、日持ちがしません。お土産物として購入される場合には、真空パック処理された製品を選んで下さい。

今年は、極オーソドックスなデザインです

毎年毎年、デザインを考えるのは大変だと思いますよぉ。余りに突飛だと、時間と費用を掛けてペイントしても、ガッカリな事がありますからねぇ。

で、今年は極々普通のデザインになっちゃいました。まぁ、一昨年の『フグ』を考えると、無理な挑戦はしない方が良い感じになっちゃいますからねぇ。去年も無難なデザインでしたから（マンガチックではありますが）、やっぱり難しいんでしょうね。

オイラみたいに、外部の人間が好き勝手言うのは楽ですけど、実物化する労力は相当な物の筈。教育訓練の一環という面もありますから、可能な限りの時間とコストを掛けて貰いたいなぁ。元に戻すのが大変なくらいのペイント希望ｗｗ

2008 防府北基地航空祭

今年もやって来ました、防府北基地の航空祭。以前は7月の第一日曜日でしたが、梅雨真っ盛りという悪条件で、かなりの確率で雨模様だったのです。6月の第一日曜日に移ったのは良かったんですが、やっぱり天気は微妙です。元々、基地の開設記念を兼ねての行事ですから、天候の安定している時期に都合良く移せる訳ではなく、これは仕方ないですね。寧ろ、比較的近県でイベントを見ることが出来るだけでも良いと考えるべきでしょう。

さて、非常に残念だったのは、ファンシードリルを撮ることはおろか、見ることすら出来なかった事。いつもの年なら、何となくでも場所確保出来ていたんですが、今回は近づくことすら無理でした　んー、なんか、年々マナーが悪くなって行くような・・・　最前列に陣取っている人が座りません。わざわざ立って撮影しています。そして、その後には脚立がｗｗ　ホント、自分が撮れればそれで良いんでしょうねぇ。まぁ、オイラは次の機会を待ちますわｗｗ　ココで見なくても、他で見れますから

で、ブルーインパルスの飛行演技も、大勢の人が注目しているイベントです。実は、防府北基地にブルーインパルスは降りません。福岡県の築城基地からやって来ます。つまり、防府上空が運良く晴れていても、築城上空が離陸不適なら駄目なんですねぇ。オイラ、コレで空振り喰らったこともありますｗｗ
今年は問題なしに来れたんですけど、いやー、ブルーインパルスの演技時刻に薄雲が広がっちゃって・・・　空はマッチロでした　流石にねぇ、ブルーインパルスは、コッチの方では、そうそう見られる訳じゃないんで。残念至極。

えっと、もう一つ書いておかなくちゃならんのですが、E-3で飛行機撮るのは非常に難しいですな。まず、ISモードをどれにするのが最適なのか、イマイチ分かんない点。流し撮り用にIS_2が有るのですが、これは横方向のみ対応です。X_Y軸共に流す可能性のある被写体には使えません。でも、使わなくちゃならない。なぜかといえば、IS_1では止められないんです。自分でカメラを振って追いかけるので、ブレちゃうんですねぇｗｗ　駄目ジャン。背景が止まっちゃってたりするんです。よって、キヤノン・ニコンの方が、AF性能も相まって適している訳です。
その上、比較的明るい超望遠レンズが入手出来ない点も問題です。90-250 F2.8とか、300 F2.8とか有りますけど、一般庶民には買えないですよｗｗ　かなり無理して入手しても、SWDは無しですからねぇ。200-400 F4-5.6程度のレンズがあれば、レンズ的には十二分に他社と戦えるんですけどねぇ。

もう、撮れない世界はない！　とか言ってますが、撮れない世界もイッパイあるんですよね。現実には。X_Y方向を同時に補正出来る、流し撮りモードでも付けてくれない限り難しい。