熟睡していた。深い眠りを眠った。これだけ深く眠ると昼寝はここちよい。さ、元気を盛り返そう。朝から体調がなんだかすぐれないので、あれこれあれこれ心配事に陥っていた。午前中は外に出て気を紛らわした。松の木の下の草取りもした。牛糞を撒いていたので草の繁茂が凄まじかった。
このところずっと短歌も書いていない。詩も書いていない。書けないでいる。書くには相応のエネルギーを要するのかも知れない。そのエネルギーが満ちて来なかったようだ。
その逆の作用を起こしていた。エネルギーを減らしていた。人生の下り坂にかかっている者はそれに従うべきだという考えに終始して、自然憔悴を謀っているところがあった。それで気合いがすうすう洩れてしまって、なかなかファイトが興隆して来なかった。
お昼寝をした。深い眠りだった。快感を覚えている。でもまだ詩は書けない。短歌も書けない。