<おでいげ>においでおいで

たのしくおしゃべり。そう、おしゃべりは楽しいよ。

死を恐れても死は恐れるべきことではない

2016年04月18日 10時51分16秒 | Weblog

死を恐れる。死を恐れても、しかし、死は恐れるべきことではない。恐れるべきことではないが、しかし、恐れる。未知であって未体験だからである。しかし、生まれることもそうだったのではないか。未知で未体験だったのではないか。誕生以後もずっとそうだったのではないか。その間に太陽が光を投げてこなかったことはなかったのである。太陽の光の差す中で誕生し太陽の光の差す中で死んで行くのである。これはこれまでの多くの人が辿った道である。さぶろうもまた太陽の光の差す中で死んで行くのである。死を恐れながらもその死もまた摂取されていくのである。摂取不舎されていくのである。捨てられることはないのである。生がそうであったように。

 

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生から死までの全条件が完備されている

2016年04月18日 10時36分50秒 | Weblog

草木は育ってもいるが育てられてもいるのである。育つ条件が完備完了したところでやっとそこから育ちが発育していく。発育しながらもずっとそれがそうしていけるだけの条件が整備されて行く。途中でストップすることはない。よかったと思う。最初から最後まで面倒を見てもらっているのである。でなければスタートが出来なかったのである。スタートをしたと言うことはジ・エンドまでがすべらかく可能になったということなのだ。無礙になったということである。心配がいらなくなったということである。人の生死もこれを外れることはない。この法則に従っているのである。ジ・エンドが見えてこなくとも、確証を得ないままだとしても、それでも確保されているということなのだ。その安全な安心なジ・エンドが保証されているということなのだ。死を恐れても死は恐れることではないのだ。それも育てられていくのだ。導かれて行くのだ。草木は育てられることが分かって育ったのである。悪条件が襲って来てもそれをクリヤーできる善条件も具えられて行くのである。

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これで助かったのである

2016年04月18日 10時05分55秒 | Weblog

如彼大雲 雨於一切 卉木叢林 及諸薬草 如其種性 具足蒙潤 各得生長      妙法蓮華経「薬草諭品第五」より

彼(か)の大雲の、一切の卉木(きもく)叢林(そうりん)及び薬草に雨降らすに、其の種の性(質)具足して潤いを蒙らせ、各々生長を得るが如し。

なるほど雨雲は平等である。雨を降らすのも平等であって雨を受けるのも平等である。草であろうと木であろうと藪であろうと林であろうと薬になる貴重な草であろうと分け隔てすることはない。それを受けた後でそれぞれがその種類、性質に応じて十分とするだけ潤いを受け取るのである。そうしてそれぞれがそれぞれに応じた生長をして行くのである。これは雲だけに限らない。この世の一切の自然現象はこれで動いている。不平等をしない。受け取る側がおのれの性質に応じてこれを活用するだけである。仏陀の教えもそうであるし、仏界の真理・真理の働き、作用、現象もそうである。

もしも不平等であったらどうであろう。役にも立たない者には雨が降ってこないとすればどうであろう。光が差してこないとすればどうであろう。風が吹いてこない、酸素が送られてこないとすればどうであろう。雨を受けるわたしの、その性質・本質・能力に応じて摂取していい、活用していいということになっていた。これで助かったのである。

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蓬団子は春の香り

2016年04月18日 09時52分52秒 | Weblog

近くに住んでいるいとこがこれから蓬団子を作って持ってくると言う。春に出た蓬の新芽を摘んで来たのだろう。毎年この時期になるときまって運んで来てくれる。団子には蓬が身につけた春の香りで溢れている。中につまった小豆餡もおいしい。昨日増殖をしたいたホタルブクロを5分轄に株分けしたからこの1鉢をあげるとしよう。蛍が飛び交う初夏には咲き出して蛍を宿すだろう。ミョウガも好きなら分けてあげたい。わんさか発芽してきた。

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木や草は賢者だ 人はこうはいかない

2016年04月18日 09時44分39秒 | Weblog

木や草は賢者だ。人はこうはいかない。木や草は一年に一度は花を着ける。花に帰る。生き生きとする。いのちが盛んになる。人は一生に一度だ。そっちを選んだ。それはそれで立派な正当な訳があるだろう。それだけ深く命を惜しむためだろうか。命への愛着を深めるようにするためだろうか。木や草も賢者だ。毎年毎年いのちを盛んにして惜しんでいる。人は思いを盛んにしてそれを惜しむ。

 

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瞳の色は泥の色だ

2016年04月18日 09時30分26秒 | Weblog

命数が尽きる前に会っておきたい人がいるか。いない。会ってもその人を喜ばせることはもはやできない。できないと分かっている。むしろ不快にしてしまうだけかもしれない。一人がいい。誰にも会わないでいる方がいい。先日、歯を磨くときに鏡に深い皺の顔が映ってしまった。日頃鏡を見ないように、己を見ないようにしていたのに。おまけに頭髪はつんつるてんだ。眉も睫もない。瞳の色は泥の色だ。生き生きした明るさがない。この醜さをどこにも運ばず、晒さずいるべきだ。そう思った。それでも会いたいと思うならば、静かな瞑想の中で静かに会っておくことに止めよう。若い日は過ぎた。壮んな時は過ぎた。

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どのみち命数は尽きる

2016年04月18日 09時12分19秒 | Weblog

今日わかれ明日はあふ身とおもへども量りがたきは命なりけり    良寛禅師

今日あなたに別れても明日にはまた会えるじゃないかと思う。思うけれどもこの思量がその通りに行くかどうかは分からない。わたしも高齢になったし命がいつぱったりと尽きてもおかしくはない。そう思うと別れが辛くなる。大切な命のある間をこうして大切にして惜しむしかない。

阿部定珍を惜しんだときの作。人は例外なくいずれそうなる。命が尽きるときが来る。そのときはしかしそのとき。時に応じていくしかない。改まって覚悟はつけなくともいい。なぜならむしろ覚悟の方からおのずから次第に固まっていくからだ。この頃はさぶろうもつらつらにそれを思うことが多くなった。それまでは花を愛でよう。鳥を風を月を空をこころに収めておだやかにしていよう。おだやかにしていられなくなったら、無理は要らない。慌てても構わない。なりふりを乱しても構わない。どのみち命数は尽きていくのだから。

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エンドウ豆がおいしいおいしい

2016年04月18日 07時19分31秒 | Weblog

たくさんたくさん植えていたチューリップの球根をすべて抜きました。ずいぶん時間がかかりました。花は終わりました。ここには新しく今度はサルビアなどの夏の花を育てようと思います。小葱(ここらあたりではトクワカとも呼んでいます)ももう終わりです。枯れかかってきました。食べてもあまりおいしくありません。これも抜かねばなりません。この後へは蔓なし隠元豆や枝豆を蒔きます。スナック豌豆が収穫の時期を迎えています。摘んできて茹でて食べました。一口ごとにおいしいおいしいを叫んでいます。でもこんなに舌鼓を打つと、被災地の方になんだか悪い気がします。

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自転車に乗って御田舞を見に仁比山神社へ

2016年04月18日 07時00分15秒 | Weblog

おはようございます。地震の揺れがない夜でした。ぐっすりやすめました。被災地の方々は、復旧がままならず、避難所暮らしをされて、さぞかし困窮されておられることだろう。支援の手を差し伸べておられる人たちのことも報じられていました。外国でも支援が始まっているようだ。こころのあたたかさに泪が湧いてきました。当地は空はどんよりとしていますが雨は降っていません。寒いのでジャンパーを着込んでいます。

昨日は思い切って自転車に乗って仁比山神社のお祭りを見に行って来ました。長い坂道は自転車を押して上がりました。2時からの御田舞は種蒔きから始まる米作りの様子が演じられていきます。最後に鬼の役が2人飛び出してきます。勇壮な鬼の舞を見ました。悪病悪疫退散の祈りが込められていると聞きました。人の援助を得てゆっくり石段を登り祭壇まで上がってみました。お堂に御輿が見えました。日頃はこの扉は閉鎖されています。

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