<おでいげ>においでおいで

たのしくおしゃべり。そう、おしゃべりは楽しいよ。

青蛙が彼の遊び相手

2016年04月25日 12時03分47秒 | Weblog

「風が出てきたね」「若葉が揺れてるね」「日が翳ってひんやりしてきたよ。寒くはないのかね」「きみもひとりかい、青蛙の坊や」「ここでよかったら、まあ、庭の花など眺めてゆっくりしていくといいよ」

坊やは顎の下をぴくぴくさせている。外の洗い場の水道栓に体を丸くしてうずくまっている。うっかり手づかみにするところだった。夙に察知したからよかったけれど。話し相手がいないさぶろうには青蛙が親しい友人のように見える。

蛙でなくてもいいはずだが、彼は作ろうとしない。恩義で縛られたくないからだ。「こんなにあれこれしてやったのに、あいつと来たらちっともそれを返してこない」などと陰口たたかれるのも聞きたくない。愛嬌を振りまいてご機嫌を取るのも疲れる。駆け引きなしに限る。だったら、青蛙とでも遊んでいることだ。

お昼は味噌汁うどんだった。うどん玉を味噌汁の中にいれてあたためただけの。それともう一品。レトルトのドライカレーを家内と分け合った。蕗の料理の残りも食べた。デザートに浜崎名物の「けえらん饅頭」を頬張った。「(こんなにおいしいものを食べないでは、)帰らんぞ」から名が付いたらしい。

変わり映えがしないけど、お昼からも畑仕事をして遊ぼう。精を出して働くのはご免だ。ゆっくりゆっくり、休み休みだ。草藪の草を抜いてトウモロコシを移植する準備をしよう。トウモロコシは肥料をたくさん食う。だから土作りが欠かせない。

いまはシューベルトの名曲集を聞いている。流れているのは「4つの即興曲」だ。ピアノが愉快に跳ねている。主旋律が何度も繰り返される度に快感が深くなる。眠ってしまいそうになるのをやっとやっとでこらえていなければならない。

 

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薊、キンポウゲの川土手をサイクリング

2016年04月25日 06時37分11秒 | Weblog

昨日、夕方27インチのやや大きい自転車に乗って城原川の土手道を走りました。一漕ぎするとずいぶん走ります。ちょうどいいくらいの気温です。途中で汗を感じ出しました。行くところどこにでも赤紫の薊が咲き出しています。あるところでは金色のキンポウゲが覆い尽くしています。またるところでは川岸一面を真っ白い大根の花が埋め尽くしています。川面にはもう鴨の群れは見当たりません。次の場所へ飛び去っていったのでしょう。見下ろす平野は麦の穂を見せるまでになってきています。雲の中を雲雀の声が賑わせています。昼間は赤や黄色や青のパプリカ苗を地植えにしました。全部で7株ほど。これだけあれば豊かな実りをもたらしてくれそうです。それから草藪を払って蔓が広がっていけるほどの空間を作りここに南瓜苗を植えました。草藪はまだたっぷり残っていますから、ここの開拓はこれからの作業になります。借りている北の畑も草藪です。作業が急がれます。種蒔きをしていたトウモロコシが発芽してもうすぐ移植をしてやらねばなりません。

おはようございます。夜が明けています。曇り空をしています。ひんやりします。春菊が花を着けているのがここから見えます。風がないので直立不動です。

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