かっ飛ばせ借金 打ち勝て倒産

 
 ‐オグチ経営研究所‐

 ☆★自分でできる経営の再生と整理★☆

  

今頃何故?

2008-01-26 | 事例
電話の相手は、返済を止めたM銀行でした。

ビジネスローンが払えなくなって、1年間、
金利だけに減額をお願いに行ったのは昨年8月でした。

酷かったです。それから1ヶ月以上梨の礫でした。
その間に返済日も回ってきました。其の返済も、今まで通りの
正常な返済が出来ませんから、申し入れた金利だけを振込ました。
暫くたってからです。突如回収も委託を受けて居ると云う
サービサーから電話がありました。

「今金利だけの返済は銀行として認められません。
返済期間5年を7年に延ばすことが最大の可能な範囲です。
でも金利は6.5%にして頂きます。此れが無理ならば当方は、
この債権を別のサービサーに譲渡するより方法はありません。」
話し合う余地の無い冷たい返事のように聞き取れました。

他の通常の銀行借入は全てリスケを認めて頂きました。
ビジネスローンももう1軒あったのですが、そこは当初は
盛んにM銀行のことを気にして居ましたが結局は認めて頂きました。

M銀行の話は常識では考えられません。
今までの月20万の金利が30万位なります。
しかも返済の総額は、120万から90万に減るだけです。
此れで、資金に困って居る企業に力を貸してくれているのでしょうか。

でもその時は、そんな条件的な事ではなく、銀行の要求する
月90万の資金の調達が不可能でした。やむなく金利も払わず、
サービサーに譲渡される事を覚悟したのです。

以外に早く10月末、期限の利益の喪失を明記した
督促状が送られてきました。

それから3ヶ月近く何もありません。
其れが今日急に委託してあるサービサーでなくて、
借りた銀行から電話があったのです。

「返済をする意志が有りますか。あるのでしたら、金額の高は
言いませんから、幾らでもよいから払って頂けませんか。当方も
一旦期限の利益を失った事に対しては、取り消しが出来ませんが、
其の返済金を元金に戻し入れ、貴方の誠意を汲まさせて頂きます。」

何か解かったような解からない話です。
市況はリスケをお願いに行ったときより遥かに悪くなって居ます。
当方もできる努力は全て行い、他の銀行の返済は続けて居ります。
それで経営も固まっていますから、今更他に返済を求められても
出来る余地がありません。

「20万、30万がご無理ならばせめて月5万でも返済してください。」
担当者は懸命です。
しかし月5万づつならば、元金だけの完済でも100年かかります。
そんなこと銀行がやる道理が有りません。

次のサービサーに譲渡する時、
「此処はこの通り払っている回収可能な会社です。」
と譲渡価格を吊り上げるための手段でしょうか

返せるか、返せるならば幾ら返せるか返事を求められています。
「借りたお金は、返すのが借りた者の義務です。
其れは忘れても居ません。痛切に思っています。しかし現在返せる
資金がありません。もう暫くお待ち願いえないでしょうか。
返せる硫黄になりましたら、必ず私の方から返済にお伺いします。」
此れが現在考えて居る返事です。

3月の決算は間近です。
この返事によって違う処理を取るのでしょうか。

それにしても「今頃何故?」と言いたくなります。
幾ら貸した者でもいろいろ憶測の出来る身勝手な質問と思います。





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