ぽぉぽぉたんのお部屋

季節の移ろい、道ばたの草花、美味しい食べ物、映画や友人のこと、想いがいっぱいの毎日をお話します

「お月見」

2016-09-20 | 想いで
きれいな月が出ているとしばし眺めていることがある

我家は夏の夜はカーテンを閉めないので、月が出ていれば自然と目に入ってくる

満月だったり、繊細な三日月だったり、
オレンジ色でいつになく大きかったりすると
目が止まるから不思議だ

月を愛でるという行為は
子供の頃にお月見をきちんとやっていたからだろうと思う

お月見は結構大切な行事だったように思う
お団子はもちろんの事、
お芋や栗、ススキや萩を飾って
ちゃんとお月見のセットをこしらえて眺めたものだ
そうして小さい時はお月様がそれらを眺めるのだと思っていた

まだ幼いころ、幼稚園だったか、小1だったか
近所のお友だちとススキを採りに出かけた

友人がお母さんの鋏を黙って持ちだして
すすきはとってきたものの
途中で鋏のねじか何かを落としてしまって
そんなことにも気づかず帰って
叱られたことを覚えている

二人で記憶をたどりながら
どこに落としたものかと
探しに行ったものの見つからなかった・・・

友人が私のせいにして
なおさらお母さんに叱られていたような気がする

私は引っ込み思案だったので
何も言い返せなかったのだろうなあ~

だからこそ、いつまでもそんな昔の事を覚えているのだろう

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