てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

懸念されるハ・メの次

2006-08-18 11:19:35 | 健康と医学
 俗にいう「ハ・メ・マラ」とは、男の機能が衰えていく順序のこと。何と的を射た表現か。今までは軽く笑い飛ばしていたが、いよいよ現実にわが身に迫ってきた。

 お盆前のこと、奥歯の4/5冠の下の歯の部分が欠けて、しかも食べ物と一緒に飲み込んでしまった。早速に昨日、レントゲンを撮った上で、冠をはずした。幸い虫歯は進行していなかったが、冠をとった後はガッポリと大穴が空いた。型をとり一週間後には出来上がるので、それまで仮埋めした。

 仮埋めなので、極力そこでは噛まないようにしていたにも拘らず、朝食の後、また仮埋めが欠けた。再診のうえセメントを埋めなおした。奥歯のために咬合圧がかかるのと、接合面積が広くてどうしても外れやすい。強力なセメントを使用すると、本式の4/5冠の際に、接合面を削り直さなければならないという二律背反が生じる。

 最近よく話題になる歯周病(歯肉炎、歯周炎)や歯槽膿漏症には罹っていなかったものの、磨きにくい下内側に少し歯石がみられた。年に一度ぐらいはデンタルチェックをしなければ、放置しておくと病気に進行する恐れがあると指摘された。歯周病は、国民のほとんどが罹患する可能性の高い、国民的文明疾患であり、生活習慣由来のものだそうだ。

 「メ」の方は元々近視なのだが、最近は小さな活字を追う時には、いちいち近眼鏡をはずさなければならず不便此の上無い。
 お次は「三番目」だが、その前に健忘症が気に掛かる。とにかく思っている単語がスッと出てこない。かみさんとの会話でもお互いに「あれ」「それ」を連発することが多くなった。

 そしてもっと懸念されるのは、体の衰えどころか、昨今の日本、いや地球上のあらゆる“ハメマラ状態”だ。枚挙に遑がないが、少子高齢化もその一つだ。出生率の低下がこのまま進むとやがて日本国は滅びるという。
 私には3人の倅がおり、その倅どもは夫々2~3人の子持ちで、微力ながら少子化の歯止めに貢献していると思うのだが。


コメント (2)
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