てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

政令指定都市移行の光と影

2007-10-17 21:18:16 | ビジネスと社会
 『岡山・政令市3区割り 旭川東岸など反対強固 市民説明会終わる

 政令指定都市に2009年4月の移行を目指す岡山市の市域を分けて設ける「区」の分割問題で、市行政区画等審議会が中間まとめで示した3区割りの是非を問う市の市民説明会が15日、終わった。旭川東岸の市民の多く…』(2007年10月16日付山陽新聞掲載)

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 中間まとめの内容を中心に、市内10か所での説明会の様子はこちら

 まだ市民説明会をやっと終えたばかりだが、「政令市3区割り」については市民から強い異論が出たようだ。

 わが高島地区に限っていえば、原案のまま施行されるとB区(人口235,667人/211.52km2)に属し所轄の区役所は東隣の西大寺(人口66,970人)になる。主に下記3点を理由に一斉に反発している。
①これまでの市役所より遠くなり、交通の便も悪い。
②人口が少ない西大寺地域に区役所を置くのはバランスが欠けている。
③お金がないという理由で既存の建物を区役所に使うのは本末転倒。

 併せて、政令指定都市移行に伴い、住居表示の変更も検討されている。漏れ聞くところによると、
 (現)岡山市中井○○番地
 (新)岡山市高島○○丁目○○番地○○号
 のように表記されるようだ。これまで慣れ親しんできた「中井」が消えてしまう。由緒ある地名が消滅してしまうのは、“ふるさと”を失うようで忍びない。
 隣町の雄町(おまち)では、「このまま町名を存続させて欲しい」と署名運動を始めたと聞く。わが中井も雄町に倣って貰うべく、先の町内の会合において町内会長にその意志を伝えた。

 平成の大合併に伴い、悲喜こもごものエピソードはつきものだ。いわば“光と影”の部分であり、上記のような卑近な例は、取るに足らないことかもしれないが、逆にいえばより身近な問題でもある。
コメント (4)
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