
昨年の秋に突然姿を見せなくなっていた中井川のカモだが、春風に乗って再び舞い戻ってきた。総勢6羽でWeb町内会「なかい」の伝言板でも『中井川にカモが帰ってきました。また餌やりをお願いします』と呼びかけたところだ。
これまで小欄で取り上げたカモ関連の記事は下記の通りで、微笑ましい様子や、ジャンボタニシの卵の駆除、川藻やコケを食べて繁殖防止など“益鳥”としての紹介ばかりだった。
ところが今回、住民の反応は必ずしも歓迎ムードばかりではない。「朝から晩までガアガアと喧しい」「我が物顔に庭先まで闖入し、辺りかまわずフンをする」「生活道路に席捲し交通妨害をする」「カモがカワニナを食べるのでホタルが育たない」等々の声が上がりだした。
折しもエンピロさんのブログ「2008/3/20 松川浦潮干狩り中止」で同様の事例を紹介しておられるが、こうなると手をこまねいてみている訳にはいかない。早急に何らかの対策を講じないと、人々の死活問題にまで発展してくる。
例えは適切でないかもしれないが、カモといえども正しく「諸刃の剣」である。その愛くるしい姿にばかりにスポットがあたり話題になるが、他方では様々な害を及ぼすこともあることを改めて思い知った。
【カモ関連の日誌】
「2006/8/22 さわやかイレブン」
「2007/5/12 二鳥両全」
「2007/6/25 中井川のアイドル」
「2007/7/4 新聞デビュー」
「2007/7/18 緊急避難」
「2007/8/5 藻刈り」
「2007/9/19 早起きは…」