てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

あの先生はどこへ

2008-03-26 20:35:49 | ビジネスと社会
 4月1日付で岡山県教職員異動があり、掲載になった26日付山陽新聞夕刊の特集を特別な想いで見入った。隅から隅まで見極めた訳ではないので、あるいはモレがあるかもしれないが、大勢の顔見知りの先生の消息に思いを馳せた。

 ここでは団塊世代である、わが同級生が大量に退職を迎える。高等学校の中にO森・K本・F原、中学校の中にI川(校長)、小学校ではM政(校長)の計5人を見つけた。

 その他で特筆すべきは、長男が中学入学時に、初めて担任を受持ってくださったK府島先生が、県北のT高校の教頭として栄転される。早速にお祝いの電話を入れた。

 また先日「母と娘の絵てがみ&写真展」でご紹介した森貞さんのご主人は、教頭横滑りで倉敷F田中学校に転任の由。

 余談ながら、異動のシーズン真っ只中にあって、官公庁と県教職員異動を朝刊と夕刊で特集する山陽新聞は好評を博し、この日ばかりは立売り(即売)を垂れ幕付で強化するのだが、たちまちに売り切れとなるほどで、人気の高さを物語っている。
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無差別殺人

2008-03-26 18:58:36 | ビジネスと社会
 またしても若者による理不尽で残忍な無差別殺人、通り魔事件が起きた。しかもすぐ傍であるJR岡山駅のホームで。

 23日には茨城県土浦市のJR常磐線荒川沖駅周辺で、別の殺人事件で指名手配中の男により、通行人ら8人が次々に刃物で切り付けられ1人が死亡、7人が重軽傷を負う事件があったばかりだ。

 二つの事件に共通していることは、いずれも駅構内という公共の場で起こり、逮捕された犯人は「人を殺したかった」、「誰でもよかった」と供述している点である。大変ショッキングな事件であり、何の罪も、落ち度も無く被害に遭われた方々はお気の毒で、掛ける言葉がない。ただただご冥福をお祈りするばかりだ。

 このような無差別な殺意をもった人間がいる限りには、常に我々は危険と隣りあわせであると改めて思い知らされた。こんな世の中で我が身を守るのは至難のわざであり、社会全体に及ぼす影響(不安)は計り知れないものがある。
 今回の事件でも「人を殺せば刑務所に行ける。誰でもよかった」などと不可解な動機を供述しているが、身勝手な「殺人願望」による凶行に、やりきれなさと憤りを覚える。

 何が若者をこのような凶悪犯罪に駆立てるのだろうか。いかなる生活環境がこのような犯人を生み出すのだろうか。同種の事件が起きると問題となるのが被疑者の精神状態と責任能力。
 26日付山陽新聞夕刊によれば、被害者の父親が「はらわたが煮え返る思い」と心情を吐露しているが、心中を察するに余りある。心神喪失や心神耗弱を理由に刑が減軽されるようなら、仏さんが浮ばれない。この種の事件の容疑者は、得てして再犯の可能性を孕んでいる。厳罰に処し、二度と過ちを犯してはならない。
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