てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

再びの感動

2008-03-20 12:10:53 | 舞台、ライブ
 前回の轍を踏まぬよう、開幕したばかりの「母と娘の絵てがみ&写真展」を拝見してきた。グッドタイミングで前のお客が帰られた後の間隙を縫って、森貞さんからゆっくりお話を伺いながら、“素敵な空間”で心行くまで鑑賞させていただいた。

 一部作品は前回の展示会とダブルが、会場が変わると雰囲気が違い、これが同じ作品かと思われるほど趣を異にして、またよし。
 365枚プラスαの「絵てがみと写真」には母と娘お互いの愛情が散りばめられており、家族の絆をひしひしと感じる作品ばかりで、いたく感動し魅了された。

 お嬢さんの大学卒業を記念して開かれた展覧会だが、専攻の美術の分野(学校講師)に進路も決まり、二重三重のおめでた。御祖父さん形見の愛機を駆使して、アリ、アメンボウ、チョウチョなど虫の目線で捉えたモノクロ写真はどれも印象的だった。

 鑑賞の後、森貞さんから「ぜひとも素晴らしいオーナーを紹介したい」と、ギャラリーのある裏から表にある喫茶へ案内された。そこで「はしまや」は、初めて訪れたと勘違いしていたが、実は再訪であったと気付いた。米蔵を再生した喫茶は、以前訪れた時に非常に印象に残っていたにも拘らず、不覚にも店の名前を失念しており結びついていなかったもの。頂いた美味しいコーヒーの味とともに、10年前のことが蘇った。

 母娘展、ギャラリーの双方ともに再びの感動を与えてくれた。どうもありがとうございました。会期は3月30日まで、お近くの方は是非とも足をお運びください。

    
   2008年(平成20年)3月14日付・19日付
    山陽新聞となり町倉敷より

******* 母と娘の絵てがみ&写真展 *******



















****** 前回の母娘展(平成19年11月)******













******* 母と娘の絵てがみ&写真展 *******

森貞和子…絵てがみで自分史を作る会認定講師
       山陽新聞カルチャープラザ(イラスト入門)講師
森貞晶絵…京都精華大学芸術学部造形学科洋画専攻4年
 
2008年3月18日(火)~30日(日) ※25日(火)は休み
     10:00~17:00

倉敷市東町1-20 電話086-422-2564
ギャラリーはしまや http://www.hashimaya.com/

※「ギャラリーはしまや」は、かつてバーナード・リーチ、サルトル、ボーボワールらが訪れ、日本人では永六輔さんなどとも親交がある。

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コメント (13)
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